気づきの伝道師 藤井一規です。
苦難がやってきたとき、どのように対処するかは、
人生の左右するかもしれません
人生を楽しむこと、苦難を乗り越えるための工夫について
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18465/
この記事の目次
「真の偉大さは喜びの中でも苦難の中でも楽しむ力があることで見分けがつく」
by ロマン・ロラン(仏の作家)
喜ばしいことを楽しむことは、ほとんどの人ができる。
しかし、苦難がやってきたらどうだろう。
苦難の中に楽しみを見つけられる人こそ偉大という言葉、
どういうことなのか、
もう少し掘り下げていく。
<楽しみ>
望ましいこと、喜ばしいことがやってきたら、
そのことを楽しみたい。
まれに、次のことが心配で
楽しめないって人もいるけれど、
そうなると生きていく喜びが減ってしまう。
望ましいこと、喜ばしいことは楽しんでいきたい。
しかし、大変なこと、苦労することがやってくることもある。
その中に楽しみを見つけるとはどういうことなのだろう?
<困難が来る理由>
苦難がやってきたとき、
つい、どうして私が?とか、
あいつのせいで!
世の中のせいで!
不景気のせいで!
・・・
何か悪者を見つけて、それを攻撃したり、そこから逃げようとしてしまいがち。
しかし、大変なこと、苦労することがやってくるのは、
実は、やってくるだけの意味があるという考え方がある。
人生を歩んでいくために、
乗り越えることが必須なことがあり、
乗り越えるために成長する必要がある。
困難は、その成長のためのトレーニングだと。
乗り越えた先には、すばらしい未来が拡がっている。
乗り越えた者にしかわからない未来がある。
だから、苦難がやってきたことは、
次のステップに進むための資格を与えられたと考えることができる。
あなたに与えられた、さらなる未来に向けて
大きく踏み出すチャンスだと。
そして、そのチャンスを楽しむことができる。
私たちは、つい目の前の出来事に一喜一憂しがちだ。
しかし、人生という視点でとらえたら、
別の捉え方ができる。
<楽しもう>
人生の上で、次のステップに進むためのチャンスをもらえたと思えたら、
大変なこと、苦労することは、嫌うべきだったり、憎むべきものではなくて、
歓迎し、よし、乗り越えてやろうじゃないの!
と意欲の源に変えていく可能性がある。
そこには学びがあり、成長があるからだ。
順調にいくだけだったら、成長しないままになってしまうかもしれない。
困難があるから、成長する必要性に気が付くのだ。
人生において、無駄なことなんてない。
その瞬間には価値がわからなくても、
後から、ああ、あの経験が役に立ったんだ。
ということになったりする。
ならばどんな出来事も、
自分のためになる、幸せを運んでくるものを含んでいる。
楽しみは、いつもそこにあるはずなのだ。