気づきの伝道師 藤井一規です。
先延ばしにしていることってあったりしませんか?
やらなければならないこと、取り組み始めたことを終わらせないで途中のままになっていると
心のどこかにひっかかって、気になるものです。
完了させていくことの大切さについて、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18544/
この記事の目次
「あなたがやり始めたことは、終わりまでやり続けることだ。そして結果を待てばいい」
by ルイス・キャロル(英国の数学者、論理学者、写真家、作家、詩人)
つい先延ばしにしてしまう。。。
しかかっているけれど、終わらせずに途中のまま。。。
どうもこうした引っ掛かりがあると、
人は未来のことを考えにくくなっていくものらしい。
完了させていくことについて
もう少し掘り下げていく。
<心残り>
どうも心の中に引っ掛かりのあることってあるもの。
やらなければならないとわかっているが、手を付けていないこと。
手を付け始めたが、終わらせてなくて途中のもの。
一応は終わらせたが、なんとなく心残りがあるもの。。。
こうした未完了のことがあると、意識していなくても、
心の中に溜まってしまう。
そして、未完了が増えていくと、心の余裕がなくなっていき、
新しいこと、未来のことが考えられなくなっていく。。。
ちょうど家の中に不要なものが溜まって、
自由に使える場所が減っていくように、
未完了が心の中に溜まって、
自由に使える心の容量を減らしていってしまうらしい。
<スッキリすると>
こうした未完了を完了させることは、
家の中がスッキリと整理・整頓され、
使い勝手がよくなるように
頭の中、心の中がスッキリして、
気持ちよく活動できるようになる。
気持ちも明るくなって、気分良く過ごすことができるようになる。
だから、何らかの形で完了させることは、
とても重要なことだ。
<まずは棚卸から>
そこで、まずは自分の中の心残りを棚卸してみる。
どんなことが心に引っ掛かっているか、一通り書き出してみる。
こうして書き出してみると、心に引っ掛かっていはいたが、
もはや取り組む必要のないこと、やらなくていいことが見つかったりする。
「これは、やらない」
と、はっきり決めることも完了させることのひとつ。
これだけでもかなりきれいになったりする。
次に、まだやり残していることは、どんどん完了させていく。
完了させていくと、次第に気持ちも変わっていく。
今手を付けないなら、「今はしない」と決め、
「いつするか」を決めるようにする。
<日々完了していく>
未完了を完了させていくことで、
私たちはより気持ちよく生きていくことができる。
もちろん、今日ですべてが終わらないこともある。
そうしたときも、一日の終わりには、
「今日はよくやりました。今日のところは完了」
と、今日の分を完了していく。
すると、心残りという感覚はなくなって、
スッキリして、また新たに続きに取り組むことができるようになる。
一日を完了していくことも、気持ちよく暮らしていくことに役に立つ。