気づきの伝道師 藤井一規です。
どうも気分が乗らない。
そんなこともあるものです。
そういうときは、取り掛からないほうがいい、
という説もありますが、
それでは間に合わなくってしまうかもしれません。
どのようにしていけばいいのか、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18589/
この記事の目次
「私は気持ちが乗ってくるのを待ったりはしない。そんなことをしていては、あなたは何も成し遂げられない。とにかく仕事に取りかかるということを知らなければならない」
by パール・バック(米の小説家)
気分が乗ったときに始めるのもいいが、
取り掛かっておかなければ終わらせられないことも多いもの。
もう少し掘り下げていく。
<気分が乗らないとき>
気分が乗らないときってあるもの。
そんなときは、気分が乗らないことから逃げ出すことを勧める人たちもいる。
確かに、無理やり気分が乗らない状態で居続けることには問題があるが、
気分が乗らないからといって、逃げ回るだけでは、
できることはどんどんなくなっていってしまう。
締め切りのある仕事もたくさんある。
受験生なら、試験の日はあらかじめ決まっている。
気分が乗らないからしない、という選択のみは好ましいとは言えない。
やはり、何らかの方法で、取り組むことができるようにしていきたいもの。
では、どのようにしていけばいいのだろう?
<気分が乗らない原因>
まずは、気分が乗らない原因がわかっているなら、
その原因を解消することを考える。
心身ともに疲れているときは、やはり気分は乗りにくい。
フラフラの状態で頑張ろうとしても、却って集中力を欠き、
ミスをしたりするようでは却って時間がもったいない。
つぎに、これをしても無駄だって思ったり、これは嫌いだって決めつけている場合がある。
しかし、自分の思い込みだけだってこともある。
仕事の指示だとしたら、しっかり話し合うことが大切だ。
やったこともないのに嫌いだって決めつけていて、
やらないままにするのは好ましいとは言えない。
また、義務感、強制感があると気分が乗りにくいことがある。
<対処法>
原因に対しての対処をしっかりしていくことは大切になる。
しかし、ときには気分が乗らないときでも、
取り掛かっていくための対処法もある。
まずは、シンプルな簡単な作業から入っていくことだ。
人が一番停滞しやすいのは、最初に取り掛かるまで。
一旦何らかの形で取り組み始めると、進めることができたりするもの。
だから最初に、できやすいこと、単純なことから始めるのは効果的。
これが今日の言葉に当たるところ。
寒いところでの車を走らせるときに、エンジンを暖機運転するように、
まずは負荷をかけないで始めていくと、進めやすくなっていく。
また、ここまでだと、期限やゴールを決めておくのもあり。
何時までだって決めておくと、そこまでなら頑張れたりする。
時間なのか、この項目までといった内容で指定するのかは、
場合によって決めたらいい。
ゴールが明らかだと、そこまでならってできたりする。
それから、ご褒美を用意するのもありだ。
他にも、香りや、音楽や、好ましい場所で、など、自分のやる気が上がる工夫の余地がある。
<逃げるばかりではなく>
気分が乗ることだけする人生もあるけれど、
気分が乗らないことを乗り越えることで、自分が成長することもできたりする。
気分が乗らないと思いこんでいることの中に、
知っておくと人生が豊かになること、大切なことがあったりする。
ただ逃げているだけだとしたら、考え直してみる価値がある。