気づきの伝道師 藤井一規です。
誰しも不平不満の気持ちを持つことってあるものです。
そんなとき、思い出していきたい言葉があります。
しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/18604/
この記事の目次
「誰かのことを批判したくなったときには、世間のすべての人がおまえのように恵まれているわけではないということをちょっと思いだしてみるのだ」
by スコット・フィッツジェラルド(米の小説家)
他人を羨んだり、妬んだりするとき、
自分のほうがとんでもなくひどい状態にあるように考えたりするが
そうではないかもしれない。
もう少し掘り下げていく。
<不平等>
私たちは与えられるものに差があるとき、
平等であるべきだと考えてしまうことがある。
あいつのほうが多いのはおかしい!
そんな風に考えてしまいがち。
しかし、学校や、試験や、就職も、合格する数には限りがあったりする。
宝くじで億万長者になれるひとは、ほんのひとにぎり。
ほとんどの人は当たらない。
どうも、世の中は平等にはできていない。
誰かがたくさん受け取り、すこししか受け取れない人が出てきたりする。
<恵まれていること>
しかし、よく考えてみれば、
自分のほうがたくさんのものを受け取っていることもあるはず。
自分に与えられなかったことは、よく覚えているが、
過去に与えられたことは、つい忘れてしまいがち。
自分が恵まれていても、
自分にとって当たり前になっていると、
その有難さを忘れてしまいがちだ。
それに、宝くじに当たって大金を手にしたたために、
人生を狂わせ、却って不幸になってしまうような人もいる。
空席まちの飛行機に乗れた人をうらやましく思っていたら、
その飛行機がトラブルで引き返したり、別の空港に着陸してしまい、
その後の飛行機のほうが結局早かったなんてことだってある。
羨ましく思ったことが、実はそうではないかもしれない。
<たくさんの恵みに気づく>
こうして考えてみると、
ことあるごとに不平不満で自分を満たしているとしたら
人生もったいない。
それよりは、自分が恵まれていることに気づき、
感謝の気持ちを抱きながら生きていったほうが幸せだ。
きっとたくさんの恵みを受け取っているはず。
多くのおかげで今の自分があるはず。
いただいてきた幸運を感謝し、
うけとってきた恵みを有難く感じながら生きていきたい。