気づきの伝道師 藤井一規です。
経験したことは、大切にしていきたいものです。
そのためにはどうしていけば良いのか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18840/
この記事の目次
「経験は、経験に対する欲望のように消えることはない。私たちは経験を積む間は、自らを探求しようとしてはいけない」
by フリードリヒ・ニーチェ(独の哲学者、古典文献学者)
経験しようという意欲を持ち続けることは意外に難しい。
また、経験を積もうとしていながら、
同時にこれでいいのだろうかと考えてしまうことってあったりする。
どうもそれはあまり効果的とは言えないようだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<意欲>
何かをしてみたい!
経験をしたい!
そう願う気持ちって大切にしたい。
新しい経験は、新しい視点をもたらしてくれる。
新しい世界の存在に気づかせてくれる。
こうした意欲がある限り、何らかの変化が起きる可能性がある。
しかし、最初はとても刺激的だった経験も、
繰り返しているうちに、慣れてくる。
当たり前になってしまったりして、
先が想像できてしまうようになると、
だんだんつまらないものに感じられてしまったりする。
<経験の価値>
意欲の強さは変化していきやすいが、
経験したこと自体の価値は消え去ることはない。
経験したからこそ気づいたこと、学んだこと、発見したことは、
後の人生に影響を与えていく。
やりたいと思いつつも、結局やらなかったりすることもあるものだけれど、
実際にやるか、やらないかの間には、とても大きなギャップがある。
やってみたいことは、是非やってみたほうが良いと言える。
<探りながらの体験は>
ときに、何かに取り組みつつも、
これは自分に合っているのだろうか?
正しい選択だったのだろうか?
と、探りながらの人がいたりする。
そうすると、せっかく貴重な体験の機会を得ているにもかかわらず、
意識は体験の中にどっぷりつかることができないままになり、
その体験のもたらしてくれるものを
充分に感じならないままになってしまう。
気もそぞろになっている状態でも気づけることは
純粋にその体験を楽しんでいて気づくことと比べたら、
ものすごく少なくなってしまうだろう。
<真剣に向き合う>
だから、何かに取り組むときには、
それだけに集中してみる。
他のことは一旦忘れて、没頭してみる。
真剣に向き合ってみる。
心を揺さぶられるような体験は、
気もそぞろの状態では得ることは難しい。
是非とも純粋に満喫する状態で、体験していきたい。
心揺さぶられる体験から得られたものは、その後の人生にきっと大きな影響を与えてくれる。