気づきの伝道師 藤井一規です。
思わぬ善意をうけとって、うれしくなることってあるものです。
見返りを求めないこうした善意があるってすばらしい。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18907/
この記事の目次
「隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である」
by ブレーズ・パスカル(仏の哲学者・数学者・物理学者)
政治家などが、パフォーマンスで災害の被災地を訪れたり
というケースが報じられたりする。
全くの一個人として、ボランティア活動している有名人もいたりする。
もうしばらく考えていく。
<高潔な行い>
尾畠春夫さんと聞いて、
「だれ?それ」という人もいるし
「ああ、あの人!」ってわかる人もいる。
スーパーボランティアおじさんとして、メディアに取り上げられるようになった方だ。
65歳からは、やりたいことをやると決め、
災害被災地のボランティアを選んで9年目を迎えている。
別に有名になろうとしたわけでもない。
メディアに取り上げられるようになっても、
自分のスタイルはそのまま続けている。
話を聞けば聞くほど、すごいなあという思いがする。
<パフォーマンス>
有名人であっても、一個人として
積極的にこうしたボランティア活動をしている人もいる。
しかし、有名人がこうした活動をするとき、
いずれ世に知られるだろうという計算でしている人もいたりする。
個人がインターネットに発信できるようになったこの時代、
有名人ならば、いずれ知られる可能性は高い。
単に売名行為で行われることもあったりする。
政治家が被災地を訪れた、というニュースがあるとき、
それが単なるパフォーマンスだなって思えてしまうケースもあったりする。
もちろん、不純な動機で始めたとしても、
真に被災地のために時間と労力を使うことは喜ばしい。
不純なままの心でいたら、続けることはできない。
<多くの人のチカラ>
被災地ボランティアだけでなく、
多くの素晴らしいことが行われている。
致死率の高い病気が流行している地域で
積極的に医療行為をしてくれている人たちのように、
とても割に合わないような、危険な仕事を
進んで引き受けているような人たちがいてくれる。
東京オリンピックを盛り上げようと、
ボランティアに応募している人もたくさんいてくれる。
こうしたたくさんの善意で世の中が動いていることは
うれしいこと。
高潔な人間である必要はなくても、
心からの善意を発揮する時間をもっていきたい。