気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたが目指しているのは何ですか?
なんとなく日々を過ごしてしまっている人もいるかもしれませんが、
目指すものがある人と、そうでない人とには大きな違いが生まれてきます。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18943/
この記事の目次
「目指す港がないような航海をしていたら、どんな風が吹いても助けにならない」
by ミシェル・ド・モンテーニュ(仏の哲学者、モラリスト、懐疑論者、人文主義者)
目指すところがあいまいなままであれば、
目標に到着した!という満足感を得ることはできない。
もうしばらく考えていく。
<何を目指すべきか?>
多くの人たちが、何を目指せばよいかわからないまま
彷徨っていると言われたりします。
自分探しというのもその一つ。
しかし、その答えには誰もが納得するような「正解」がない。
記憶力を試されるようなテスト問題とは違って、
これが「正解」だと、証明することは不可能だ。
いかにその人が成功しているとしても、
別のものを目指していたほうが、より成功できたかもしれない。
過去に戻って、選択をし直すことができないし、
その選択の分岐は、数限りなくあるからだ。
だから、何を目標にするかを問題にするよりは、
目標を持っているかどうかのほうが問題なのだ。
<目標があれば>
目標があれば、それに向かって進むには
どうすれば良いかを考え、行動することができる。
そして、それがうまくいっているかどうかを確認し、
うまくいっていればそのまま進めばいい。
うまくいっていなかったり、もっと工夫の余地があれば、
改善していけばいい。
それでもうまくいかなければ、
どこかで目指すところを変えてもいい。
目標を定めていれば、その方向に進もうという意欲が湧いてくる。
その道のりで、多くの体験をし、そこから学び、発見し、
成長していくことができる。
ただ漫然と目の前にやってくることだけをしているのとは、
大きな違いが生まれてくるのだ。
<満足できる人生を>
目指すところがあれば、そこに近づいていける。
どこまでいけるかはわからないが、
目指すところがないまま、彷徨い続ける人生よりは、
きっと満足することができる。
何を目指せばいいのだろう?と迷いながらの人生よりは、
今の自分にとって目指したいところを目指せばいい。
もし、変えたくなったのなら変えていけばいい。
何を目標にするかを問題にするよりは、
目標を持っているかどうかのほうが問題なのだ。