気づきの伝道師 藤井一規です。
つい不平や不満を言ってしまったり、
うまくいかにことがあると言い訳をしてしまいがちなものです。
どうしたら、そこから抜け出すことができるでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/19091/
「不平を言わない。言い訳をしない」
by キャサリン・ヘプバーン(米の女優)
不平や言い訳ばかり口にしている人がいたら、
なんだか嫌な気持ちになってしまうもの。
できれば、不平不満や言い訳から卒業していきたい。
どうすればできるのだろう?
もうしばらく考えていく。
<不平不満>
不平や不満を口にすると、ストレスの発散になったように感じる。
仲間同士で意見が一致して盛り上がり、明るい気持ちになったりすればなおのこと。
自分の胸のうちに溜め込んで、苦しい思いをするよりはマシと言えるかもしれない。
しかし、常に不平不満ばかり口にしているとなると、
話しは違ってくる。
ことあるごとに、どんよりした気持ちを抱えながら、
マイナスの言葉を吐き続け、
そのことによって、さらに自分をマイナスな方向に向かわせてしまっている。
そんな話ばかり聞かされる方もいい迷惑。
もしそんな人が身近に居たら、
できれば話しかけられたくないと思ってしまう。
<言い訳>
言い訳は、うまくいっていないときに、
自分には責任がないことを示し、正当化しようとするものだ。
もちろん、やむをえない事情がある場合もある。
妥当だと考えられることもある。
しかしながら、責任を逃れようとしていることには変わりがない。
言い訳は、責任感をもって取り組んでいるのはここまでですよと、
明らかにするものになっている。
言い訳をすることは、自分の責任範囲を狭く
定義づけしようとしていることになる。
ということは、より広範囲に責任があると考えている人は、
言い訳が少なくなっていくことになる。
<不平や言い訳からの脱出>
では、どうしたら不平や言い訳を減らしていけるだろう?
不平不満や言い訳は、何らかのうまくいっていない原因を
自分以外のところにあると示そうとしている。
そして、その問題を自分で解決しようとはせずに、手放そうとしている。
自分の責任ではないと示しながら、
逃れようとしていると言えるかもしれない。
つい不平を言ったり、言い訳をしたくなったら、
その前に、ちょっと立ち止まって、自分に問いかけてみる。
この問題を解決しようという意図をもっているならば、
これを言うことは、ストレス発散? 逃げ? それとも解決に役に立つ?
もちろん、自分のチカラだけですべての問題を解決することはできないかもしれない。
それでも、不平を言わずに、
「こうしたら、もっとうまくいく」と、
提案することができる。
ただの不平や言い訳なのか、積極的に解決したいという意思なのか?
口にしようとしている言葉を吟味する価値は、きっとある。