気づきの伝道師 藤井一規です。
この世の中はとかく複雑だったりします。
面倒なこともたくさんあります。
複雑なものをシンプルにすることができたら、
もっとスッキリ生きて行けそうです。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/19135/
この記事の目次
「スタイルとは、複雑なことを表現するための簡単な方法だ」
by ジャン・コクトー(仏の芸術家、詩人、小説家、劇作家、評論家、画家、映画監督、脚本家)
複雑なものは、パッと見たときの見た目も複雑だったりする。
見た目がスッキリしていたり、美しいければ、
詳細はともかく、感覚的に捉えることができる。
このことはコミュニケーションにおいても言える。
もうしばらく考えていく。
<スタイル>
スタイルは、「型」「様式」「形式」「仕方」「方法」「生活様式」など、
様々な意味を持つ言葉だ。
「スタイルがいい」というと、魅力的な身体つきをしている人のことをさしたりもする。
文字を書くにも、ものによってフォントと呼ばれる字体を変えたりする。
このフォントも字体のひとつ、スタイルのひとつだ。
スーパーなどでは、価格を目立たせるようなPOPと言われる字体を使ったり、
文章を作るのにも、字のサイズを大きくしたり、太文字にしたり、
見た目で、訴えたいことを伝えやすくすることができる。
インターネットのページの構成は、
「スタイルシート」を使うことで、
簡単に決められ、変えることができる。
どんなスタイルにするかで、伝わってくるイメージは大きく変わってくる。
<感情も>
文字のスタイルによって、感情や考えていることを表現することができる。
書家は、その代表と言える。
勢いを感じさせたり、力強さを示したり、
ためらいや、嘆きを表現したりすることもできる。
文字そのものの意味だけでなく、
どのように描くかが意味を持ってくる。
一つのスタイルが、その背景にある思いを示してくれたりする。
何かを主張していたりする。
<内的世界の発信>
、
何かの内側にあるものは、外から見ていてはわからない。
誰かが心の中で思っていることを読み取ることは難しいように。
内側をこまごまと説明せずに、伝えようとするとき、
見た目であったり、触れられる形であったり、
その動きで表現する方法をスタイルということができる。
スタイルは言葉で語らずに、
中身を伝えることができる。
伝えたいことと、スタイルの一致。
もっと意識していってもよさそうだ。