気づきの伝道師 藤井一規です。
ファッションには、モデルの存在が必須なものとなっています。
デザイナーが主で、モデルが従の存在のようにおもえますが、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/19140/
この記事の目次
「優れたモデルというのはファッションを10年進展させる」
by イヴ・サン=ローラン(フランスのファッションデザイナー)
モデルがファッションを進展させる。
ちょっと意外に思えるが、本当のこと。
このことは、いったい何を意味しているのだろう?
もうしばらく考えていく。
<ファッションの世界>
ファッションは、有名デザイナーに成長した人が引っ張り、
モデルになりたい人がいっぱいやってくる。。。
そんなイメージがある。
デザイナーは天才的に進んでいき、周りに集まってくるようなイメージだ。
確かにパリ・コレクションなどの有名ショーに出ようとするモデルはたくさんいて、
そのオーディションは狭き門だ。
審査する人は一日に何百人とみることもあるという。
デザイナーが思い描くイメージを表現してくれるモデルを
単に選別しているように思える。
<一流モデル>
ところが、一流モデルとされる人は、
単にスタイルが良いとか、身のこなしが優れているというだけではない。
その服を理解し、その良さをどう見せたらよいかを感じ取って、
実際に示すことができる必要がある。
それも、何日も前からというわけではなく、
その場、その場で対応していくことが求められる。
しかも、ありきたりの方法でなかったり、
その人ならではを示しながら。
すると、逆に、そのモデルが示したことを感じ取って、
デザイナーがさらなるインスピレーションを受けることが起きる。
<反応>
今日の言葉は、一流デザイナーであるイヴ・サン=ローランが、
実感をもったからある。
このことは、私たちの日常の活動の中でも
共に活動していたり、
誰かの考えやパフォーマンスを受け取ることで、
新たな反応が起こり、新しいことが始まりうることを示している。
お互いが、あるべき姿を発揮したとき、
未来に向けて大きく前進する可能性が生まれるのだ。