気づきの伝道師 藤井一規です。
愛することって素敵なこと。
しかしときに、何かをしてあげることが愛することだって
勘違いしてしまうことがある。
しばらく考えていきます。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/19218/
この記事の目次
「『何かしてあげる』と自分勝手な愛情を押し付けるのは自分がかわいいだけ。本当の愛は見返りを求めない無償の愛」
by 美輪明宏(シンガーソングライター、俳優、演出家、タレント)
一生懸命誰かのためにすることって素晴らしい。
しかし、「してあげている」という意識があるとしたら、
どこかおかしくなっているかもしれない。
もうしばらく考えていく。
<愛情の押し売り>
愛することは素敵なこと。
愛する誰かのために、何かをしたくなったりする。
求められたら、応えたくなる。、
しかし、自分が望むような反応が、相手から返ってこなかったりしたとき、
「こんなにしてあげたのに! どうして!」
という気持ちが出てくるとしたら、
何かが違っているかもしれない。
<自分の価値の承認>
私たちは、自分に価値があるということを確認したい生き物。
自分のしたことが、認められたいし、
喜んでもらいたいと思っている。
だから、何かをしたとき、
それが効果があったと認めてもらいたい。
有難いことだと言ってもらいたい。
そんな気持ちを抱くのは、自然なことかもしれない。
しかし、それは相手のためではなく、
自分のためにしているからだ。
<愛は相手のために>
見返りを求めて何かをすることは、
自分がしたことが、相手を喜ばせるかどうか、
という基準ではなく、自分がしたんだから、
感謝されるはずだって考えているということ。
愛は、相手のためになるかどうか。
たとえ今は嫌がられても、
相手のためになると考えて、叱ることや厳しくすることも、
あえて助力しないことも素晴らしい愛情だ。
愛情とは、相手のためを思ってすることであって、
見返りを期待せずに、与えていくもの。
ということを改めて確認していきたい。
<本物の愛情>
それと同時に、当たり前のように何かをしてくれている誰かに、
笑顔を見せたり、「ありがとう」の一言を伝えたら、
もっとしてあげたい! って気持ちが起きてくるってことも
覚えておきたい。
私たちはたくさんにありがたいことに囲まれて生きている。
たくさんの愛がそこにはある。
見返りを求めないのが愛だと言っても、
人は認められたいと思っている。
「ありがとう」の一言が、関係をもっと深めてくれたりする。