気づきの伝道師 藤井一規です。
困難に立ち向かおうとするとき、
恐怖心が生まれることがあります。
それはどうしてなのでしょうか?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「人間が困難に立ち向かう時、恐怖を抱くのは信頼が欠如しているからだ。私は私を信じる」
by モハメド・アリ(米のプロボクサー)
困難に立ち向かおうとするとき、立ち向かおうとするものが
大変なものであればあるほど、恐さを感じるかもしれない。
強敵であればあるほど。
もうしばらく考えていく。
<モハメド・アリ>
ボクシングの世界で、モハメド・アリは今でも語り継がれる人だ。
最重量級のボクサーは、足をあまり使わずに打ち合うスタイルが主流だった。
そこに、蝶のように舞い、ハチのように刺すと言われるように
足を使った華麗なボクシングで世界を席巻した。
1960年のローマオリンピックで、ライトヘビー級で金メダルを獲得し、
1964年にヘビー級のチャンピオンとなる。
チャンピオンとなって、カシアス・クレイからモハメド・アリに改名した。
ベトナム戦争への徴兵を拒否し、チャンピオンを一旦はく奪されるが、
1974年に再びチャンピオンを奪取し、
19回の防衛に成功する。
大言壮語とも取れる言葉をたくさん発しているが、
人前では、チャンピオンであり続けようとしていたのかもしれない。
<困難を前に>
困難を前にしたとき、相手が強大なもので敵わないと思うと
恐くなってしまうことがあるかもしれない。
恐怖を感じてしまうとと、
逃げるか、固まってしまうか、あきらめてしまうという反応になっていき、
実力を出すこともできなくなってしまう。
困難に立ち向かうには、
可能性を信じ、自分がやってきたことを信じ、自分の能力を信じていたい。
ラグビー日本代表が予選リーグで4連勝することができたのは、
世界中に驚きをもたらしたが、
選手たちにとっては、それだけの練習をし、準備をしていた。
多くの選手が、世界ランク上位のアイルランドやスコットランドにも勝てると思っていたのは、
それだけ自分たちを信じることができていたからだ。
力の差があると、大差になってしまいがちなラグビーで
世界トップを取れる実力の南アフリカ戦でも前半は3-5の接戦だった。
もし、恐さを持ちながらだったとしたら、
そうはいかなかっただろう。
<自分を信じる>
困難を乗り越えるために、しっかりした準備をし、
考えられる作戦を立て
そうしてきた自分を信じることができたとき、
困難を乗り越える可能性はより高くなっていく。