気づきの伝道師 藤井一規です。
人生において、何を大切にしていけば良いのでしょう?
自然のままに、当たり前を成していくことが
良いのかもしれません。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「今日の行くをおくり、子孫兄弟によく挨拶して、娑婆の御暇申すがよし」
by 伊達政宗(武将、戦国大名)
独眼竜と恐れられた伊達政宗。
しかし、勇猛果敢なだけではなかったよう。
平和を愛し、当たり前が当たり前であることを
大切にしていた。
もうしばらく考えていく。
<戦乱の世から>
一日一日、今日が去っていくのを送り、
人生の終わりに、子孫や兄弟に挨拶をしてこの世を離れていくのがいい。
伊達政宗の有名な言葉だ。
戦乱の世の中に生まれ、
勇猛果敢な武将という印象もあるが、
慎重な面や、武芸だけでなく芸術・文化についても明るかったことが知られている。
当たり前のように、日々を送ることができることの幸せ。
次の世代である子や孫、そして兄弟たちに別れを告げることができる幸せ。
こうしたことがどれだけ幸せかを知っていた。
<世の安定のために>
伊達政宗は長寿で、織田信長の時代から、徳川3代家光のころまで生きた。
戦乱の世の中から、世の中の安定のために尽力したことが知られている。
徳川家も、初期は世代交代の時には危機もあったが、
伊達政宗が3代家光への代替わりを支え、安定した世の中の実現に貢献した。
世の中が安定すれば、
当たり前の人生を送ることができる人が増えていく。
<グルメで、産業振興も>
相当のグルメであったことが知られ、
自分でも料理をしたという。
料理に関する逸話も多い。
また、食べ物に関して、出身の仙台の、仙台みその発展や、
塩や米の産業振興にも熱心だった。
伝承のいくつかは、政宗の人気にあやかったものだったりするが、
ちょっとした天候不順ですぐ不安定になってしまう社会から
安定した社会へとなっていくための、産業発展を考えていた。
<当たり前の大切さ>
今日一日が、無事去っていくことの有難さ。
美味しいものを食べられる有難さ。
子孫が無事に生き残っていられることの有難さ。
こうした当たり前のことこそが、ものすごく大事なことだと
教えてくれている。