気づきの伝道師 藤井一規です。
友人が悩んでいるとき、多くの人は共感を寄せられる。
しかし、友人が成功したとき、素直に喜べる率は
大きく下がると言われます。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「誰でも友人の悩みには共感を寄せることができる。しかし友人の成功に共感を寄せるには優れた資質が必要だ」
by オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家)
友人が悩んでいれば、共感したり、なんとか抜け出せるようにしよう
という気持ちが起きるが、
友人が成功したときは、素直に喜ぶよりも、
妬みの感情のほうが湧いてしまったりする。
そんな自分が嫌だったりするけれど、
もうしばらく考える価値がありそうだ。
<友人?隣人?>
友人って、どんな人のことだろう?
あなたにとって、友人ってどんな人?
同じ学校の同級生?
同じ部活で一緒に汗を流した部員?
会社の同期?
趣味で一緒に活動した仲間?
・・・
私たちは、一緒の環境に居て、よく顔を合わせる人を友人だと捉えることが多いかもしれない。
それがいけないってわけではないけれど、
一緒にいる環境が崩れ去ったとき、
例えば卒業したり、定年になって会社を離れたら、引っ越ししたら
そのまま忘れ去ってしまうような関係だとしたら、
いわば近所の人や、隣人と親しくしていた、ということかもしれない。
<友人>
深く思いあえる友人は、たとえ離れることになっても
心のどこかでつながっていたりする。
直接のやり取りはできていなくても、
苦しみを受け留めたり、
相手の幸せを心から喜べる誰かがいるってうれしい。
そういう関係の友人は、どれくらいいるだろう?
ふとしたときに、どうしているだろうかと
思い浮かべる誰かは、どれくらいいるだろう?
<資質か?>
オスカー・ワイルドは、友人の成功を素直に喜ぶには、
資質が必要だと言っているが、
それは、資質ではなく、真に相手のことを思える友人ではないからかもしれない。
もちろん隣人と親しく付き合えるって大事だし、
隣人の成功を素直に喜べるのは、素敵な資質を持っている言えるかもしれない。
しかし、妬みは否定につながっていて、
自分を成功から遠ざけてしまっている可能性がある。
我が事のように喜んだほうが、自分も成功と近しくなれる。
妬むよりは、喜んで、自分も頑張ろうという方向がやはり良さそうだ。
加えて、素直に相手の成功を喜べる、真の友人を持っていたい。