気づきの伝道師 藤井一規です。
日々を忙しく過ごしてはいるけれど、
楽しさを感じられずにいる人は意外と多いようです。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「退屈は好奇心で治せるけど、好奇心を治す薬はない」
by ドロシー・パーカー(米の短編作家、評論家、詩人、風刺家)
「最近なんか楽しいことない?」
って聞いてみると、「ないなあ」「忙しいばっかりで」
そんな答えに出会うことが多くなった。
まあ、これ、楽しそうにしている相手には尋ねていないのだけれど。。。
どうも忙しいわりには、有意義な時間になっていないことが多いのかもしれない。
どうすれば人生をより充実させていくことができるのだろう?
もうしばらく、掘り下げていく。
<退屈>
退屈という言葉は、
何もすることがない、という場合にも使うが、
今やっていることに関心を失い、飽きたり、無気力になってしまっている場合も当てはまる。
どうせなら、いま取り組んでいることに
興味を持ち、好奇心が持ち上がって、ワクワクしていたい。
しかしながら現実は、言われたことや、役割をこなすのに精一杯だったり、
辛い思いばかりをしていたりするのかもしれない。
すると次第に、やっていることに
興味が持てなくなってしまったりする。
人は大変なこと、困難なことそのものよりも、
意欲を失ってしまった状態でいることのほうが耐えがたい。
<好奇心>
人は自分が興味をもったこと、好奇心が湧き起こったことなら、
大変なことや困難なことでも取り組むことができる。
自らの時間やお金、体力を使ってでも、何とかしようとする。
そして、この好奇心は、何気ないところからでも生み出すことができたりする。
昨日は美味しいタイカレーをいただいた。
スパイスは何を使っているのだろう?
どんな手順でつくるのだろう?
どんな人が作ったのだろう?
日本人?タイ人?
どうやって作り方を身につけたのだろう?
・・・
際限なく知りたいことが生まれてくる。
日本舞踊を目にしたら、
どのくらいやっていらっしゃるのだろう?
どんなことを意識しているのだろう?
あの扇子の図柄は何というのだろう?
流派とかってあるのだろうか?
・・・
聞きたいことが山ほどでてくる。
<繰り返しの中にも>
日常の繰り返しになっていることにも
好奇心をもたげてみると、知りたいことは次々に生まれてくる。
今日、昨日よりちょっとうまくいったのはどうしてだろう?
もっと効率的にする方法があるとしたら?
そもそも、これは何のためにしているのだろう?
これをやめることってできるのでは?
あの人はさっと終わるけれど、自分と何が違うのだろう?
・・・
人は好奇心を持つことで、発展してきたと言ってもいい。
好奇心のあるところ、生きるエネルギーが湧いてくる。
好奇心こそ、持ち続けたいものなのではないだろうか?
「最近なんか楽しいことない?」って聞かれたら、
「いっぱいある! これでしょ、あれでしょ、それでしょ・・・」
そう答えられるようにしておきたい。