気づきの伝道師 藤井一規です。
頭の良い人は、いろいろなことを
素早く理解することができるかもしれません。
しかし、頭で理解できないからといって、
嘆く必要はなさそうです。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「頭で理解できることに価値はない」
by ウッディ・アレン(米の映画監督、俳優、脚本家、小説家、クラリネット奏者)
頭の中であれこれ理解しただけでは、
価値を生み出したとは言えない。
実際に行動し、何かを生み出すことの方が重要なのだ。
もうしばらく、掘り下げていく。
<知識の価値は下がった>
逆説的な名言の多いウッディ・アレン。
なるほど、新しい視点を提供する映画監督らしいな。
と、わかったようなことを言っていても、
それが何か価値を生み出したわけではない。
私たちは日常の中で、何かを知りたいと思ったとき、
あっという間に情報を得ることができるようになった。
本などの物理的な媒体から始まり、
今はインターネットをはじめとして、
自分以外の情報を簡単に利用できる仕組みを生み出した。
何かを知っていること、頭で理解することだけの価値は
以前よりも低くなったと考えることができる。
<行動の価値>
しかも、理解しただけで何かが変わるわけではない。
価値を生み出すもの、変化をもたらすものは、
頭の中で描いているだけでは生まれてこない。
現実の中で、実際に何かアクションを起こす必要がある。
自分が生み出さなくても、
誰かに影響を与えたり、伝えるという行為が必要になる。
行動にこそ、価値を生み出すチカラがある。
<わかったと思ったとき>
人間は発達した脳を満足させるために
知りたがる傾向にある。
好奇心を持ち、様々なこと、
やったことがないこと、出会ったこともないことであっても理解できる
ということはとても素晴らしいことだ。
ところが、知識を仕入れたら、それで満足してしまいがちだ。
しかし、実際にはその知識やその理解をもとに
何かをして初めて価値が生まれてくる。
だから、「わかった」と思ったときこそ、
もったいないことが起きる瞬間と言える。
「頭で理解できることに価値はない」
「なにか行動して初めて何かが生まれてくるのだ」