気づきの伝道師 藤井一規です。
素晴らしい芸術家は、我を忘れて作品に没頭すると
言われたりします。
素晴らしい何かを生み出すときに
起きることなのかもしれません。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「私は、自分の作品に心と魂を込める。そして制作過程では我を失う」
by フィンセント・ファン・ゴッホ(蘭出身の画家)
多くの芸術家が似たような言葉を残している。
芸術家でなくとも、取り組んでいることに自分の思い込めているうちに、
我を忘れて取り組むようなことが起きたりする。
もうしばらく、掘り下げていく。
<我を忘れる状態>
人は集中力が高まり、我を忘れ、時間を忘れて何かに取り組めることがある。
それは仕事かもしれないし、スポーツやゲームだったりするかもしれない。
対象はどんなことであっても起きうる。
こうした状態に入っていると、
とても効率よく、質の高いモノが出来上がったりする。
周りで起きていることは気にならなくなり、
他人がどう見ているかも意識しなくなり、
空腹といった自分の身体の状態すら意識しなくなったりする。
いわゆる「フロー」と呼ばれる状態だ。
<フロー>
今していることに完全に集中できていて、
現実に起きていることとは離れたような感覚。
時間からも自由な感覚になっていたりする。
心は平静で、恐れたり心配することは全くない。
こうした状態に入っているとき、
人は素晴らしい能力を発揮できたりする。
ホームランを打ったプロ野球の選手が、
ボールがスローモーションのように感じたと言ったりするのも、
フローの状態だったのかもしれない。
フローの状態は、通常の感覚を超えた状態になることができると言われる。
<フローになるためのヒント>
ゴッホは、自分の作品に心と魂を込めようとしているうちに、
フローの状態になれることに気づいた。
これは集中を高めるためのひとつのヒントになるかもしれない。
目の前のことに、全身全霊を注ぎ込もうとするとき、
フローの状態に入りやすくなるかもしれない。
わたしたちは、気づかないうちに大切な時間を
ぼーっとしたまま、なんとなく過ごしてしまうことが多かったりする。
何かに集中できる状態を生み出すことは、
人生を送る上で重要な何かを生み出すことにつながるかもしれない。