気づきの伝道師 藤井一規です。
ああ忙しい!
そう思ったことのある人は多いことでしょう。
この忙しいという言葉、できれば避けたほうが良い言葉だといわれたりします。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「僕は忙しいと思ったことが1回もありません。たぶん、本当に忙しくないのでしょう。
『お疲れさま』と言われても、たいていは疲れていないので、冗談を言える人には『疲れてません』といいます」
by 松岡修造(元プロテニスプレーヤー、スポーツキャスター、タレント)
忙しい。お疲れさま。という言葉はよく聞きます。
自分も何気なく、たくさん使っていました。
忙しいという言葉の意味をよく考えた後、
自分で口にすることはやめるようにしました。
お疲れさまは状況次第かな。
松岡さんは忙しいと思ったことがないというが、
それはいったいどういうことなのか?
もうしばらく、掘り下げていく。
<忙しいとは>
松岡修造さんは、スケジュールは詰まっているし
することが山積みで大変だと思われるのだが、
忙しいと思ったことがないという。
「忙しい」
これは以前にも取り上げたことがあるが、
「心を亡くす」と書く。
何かをするにあたって、今していることに
心を注ぐことができていない、集中できていない状態であることを表現している。
<本当に忙しい?>
確かに、することが山積みで、
時間が足りないと思うことは、誰にでもありそうなことだ。
しかし、心を亡くしているか?
というと、一致しないのではないだろうか?
もし。何かをやりながら、あれもしなければ、それもしなければ、
と考えていて、集中力を失くしているとしたら、心を亡くしていると言える。
満足いくレベルに仕上げていく時間が足りないということと、
心を亡くしている、ということは違うはずだ。
<言葉のチカラ>
言葉にはチカラがある。
「忙しい」と言ってしまうことで、
私は今、心を亡くしていると自分に言い聞かせてしまっていたりする。
本当は違うのに。
同じように、一生懸命やっり終わって、いい気持ちでいるところに、
「お疲れさま」と言われると、
「疲れてないだけどな~」と感じることがある。
疲れている相手に「お疲れさま」はピッタリくるが、
疲れていない人には違和感がある。
なんとなく、習慣的に使いがちな「忙しい」「お疲れさま」
どういうときに使うか、考え直してもいい言葉だ。