気づきの伝道師 藤井一規です。
過去の出来事は消すことができません。
思わぬ時に、過去を持ち出されて、傷つくこともあるかもしれません。
しかし、その経験があるからこそ得られたこともあるのではないでしょうか?
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「過去の出来事に傷つけられることもあるだろう。でも私が思うに、そこから逃げ出すことも出来るが、そこから学ぶことも出来る」
by ウォルト・ディズニー(米のアニメーター、プロデューサー、映画監督、脚本家、声優、実業家、エンターテイナー)
消してしまいたいという失敗は、
誰にでもあるもの。
過去の出来事に、いつまでも付きまとわれるということが起きたりする。
どのようにしていけば良いのか、もうしばらく掘り下げていく。
<過去の出来事>
過去の出来事は消すことができない。
過去に冒してしまった失敗をなかったことにすることはできない。
そのせいで苦しんでいる人はたくさんいるかもしれない。
自分の中では消化したつもりでいても、
突然誰かが過去を掘り返してきて、
傷ついてしまう。ということも起きたりする。
しかし誰もがこうした、消してしまいたい過去の何かを持っていたりする。
過去ではなく、今現在の自分がそれをどう意味づけるかは、
とても重要だ。
<得たもの>
嫌な過去をなかったふり、見ないふりをすることもできるが、
それは事実とは反する。
何かの折に表に出てくるたびに、苦しむことになってしまう。
いつ持ち出されるかと、ビクビクするのも楽しいものではない。
逃げ出すこともできるが、逃げることをやめることができないままになる。
しかし、本当に大事なのは、過去の自分ではなくて今の自分だ。
今の自分にとって、その出来事があったことで
失ったモノもたくさんあるかもしれない。
しかし、その出来事があったからこそ、気づけたり、できる何かがあるはず。
失ったモノだけでなく、得たモノもあるはずだ。
<有意義な意味づけと完了>
もし、思い出したくないような過去があるなら、
自分の中で抱えたままにしないで、
どこかのタイミングで自分の中から取り出して、じっくり向き合っておきたい。
失ったモノよりも、何を得ることができたのか、
今の自分にとってどんな学びになったのかを意識できるようにしたい。
そして、過去の記録完了として手放し、自分の博物館に収蔵する気持ちになれると楽になる。
過去は自分の中の爆弾としてではなく、
望ましい自分のための糧にしていくことができるはずのもの。