気づきの伝道師 藤井一規です。
複雑なもの、大きなもの、多いものを相手にするのは大変だけれど、
分断したり細かくしたら取り扱うことができたりします。
大きな問題にぶつかったときや
課題の解決に役に立ったりします。
しばらく掘り下げていきます。
<ブログリンク>
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「分断して征服せよ」
by ガイウス・ユリウス・カエサル(共和政ローマ期の政治家、軍人)
ユリウス・カエサル = ジュリアス・シーザーは、
征服するときの有力の手段の一つとして、
相手を分断してしまうという作戦をとった。
この作戦は、勉強や、私たちの課題解決にも有効だ。
もうしばらく掘り下げていく。
<大英帝国の裏に>
イギリスは、大英帝国と呼ばれるほど、
多くの国を植民地化することに成功した。
そこには、シーザー方式とも呼ばれる方法が使われたりしている。
マレーシアでは、インド人と華僑とを入植させ、
彼らに統治を任せる形を取った。
お互いが対立したりして、政策がうまくいかなくなることは折り込み済み。
現地の人たち、インドからの入植者、華僑とを対立させ、
英国には批判がやって来にくい形で支配を進めた。
インドでは、ヒンズー教徒とイスラム教徒との対立を利用した。
ひとまとめにして相手にせずに、
内部分裂を利用して対処している。
<勉強に、稽古に>
たくさん記憶しなければならないときに、
全部一度にしようとしないで、
分けて繰り返していくようにする。
たくさんを一度にしようとすると、圧倒されたりするが、
少しずつなら何とかできる。
何かの稽古をするにしても、
いきなり全部ではなく、特定の部分だけをまずやってみたりする。
全くできない状態では、気力も失われてしまうが、
少しでも自信が持てるところができると、
喜びを感じることができたりする。
<課題の解決も>
問題と感じていることの多くも
正体がよくわからない状態のときが最も不気味だ。
複雑でどうしようもないように思える課題も、
解きほぐしてみると、いくつかに分けることができたりする。
そして、一つ一つになら対処ができたりする。
紀元前からあった知恵は、現代でも、これからの未来においても役に立つ
生きていく上で大きな助けとなるに違いない。