気づきの伝道師 藤井一規です。
日常生活の中で、思わず文句を言いたくなることがあったりします。
しかし、不平不満ばかり口にしている人とは一緒に居たくないと感じたりします。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっとこらえて行くのが男の修行である」
by 山本五十六(海軍軍人、連合艦隊司令長官、元帥海軍大将)
男の修行とあるが、誰にでも当てはまるかもしれない。
ずっと我慢ばかりしなさい、というわけではないが、
堪えるべきときには堪えたほうが良かったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<我慢>
子供を育てていくときに、我慢するチカラが重要だ、
ということが知られるようになった。
特に、目的をもち、その目的を達成するために我慢する能力だ。
ここは、ぐっと我慢することで、
より大きな成果を得ることができるとわかっているときに、
我慢できる子と、できない子とでは、
成長していく上で大きな差が生まれるそうだ。
誰も見ていない状況で、お菓子を15分我慢したら、
ご褒美に倍のお菓子をもらえるという実験では、
我慢できる子のほうが、
将来より多くの収入を得ることができているという研究結果もある。
<堪えどころ>
もちろん、何が何でも我慢すればいい、というものではないだろう。
ただ、自分のストレス解消だけを考えるのではなく、
より効果的な解消方法があったりする。
いくら相手に非があったとしても、
多くの人の前で、恥をかかせるようなことをすれば、
深い恨みを買ってしまったりする。
相手を傷つけることが目的ではなく、
相手が改心してくれるようにもっていくほうがいい。
適切なタイミングや、やり方を考えたほうが良かったりする。
<自己のコントロール>
人はときに反射的に行動する。
望ましい行動であればそのままでもよいが、
誰かに対して攻撃的な行動の場合、
すぐには実行しないほうが良かったりする。
その場で即反撃することが得策でないことも多い。
落ち着いて冷静になってから、行動してもいい。
自分をコントロールすることは、人生において重要なスキルだと言っていい。