気づきの伝道師 藤井一規です。
せっかくの人生、前に進んでいきたいものです。
一番楽な全身の方法は、誰かのすぐ後ろを
くっついていくという方法のように思えます。
しかし、そうではないかもしれません。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「他人の後ろから行くものは、決して前進しているのではない」
by ロマン・ロラン(仏の作家)
他人の後ろにくっついてい行っただけの者は、
前進したとは言えないと、ロマン・ロランは言う。
前にいた位置よりも、楽に前に進めたように思えるのだが、
一体どういうことなのだろう?
もうしばらく掘り下げていく。
<前進とは>
前進とは。
前進するとき、進む速度が速ければ速いほど、
向かい風を受けることになる。
誰かの後ろをただついていっているとしたら、
こうした風を受けることはない。
また、自分が先頭にいるとしたら、
見える景色は新しい世界だ。
誰かの背中を眺め続けているのとは、
全く違う景色になっていく。
確かに誰かの後ろをずっとついていけば、
今までの場所とは違う場所に行ける。
しかし、それは前に進んだというより移動した、
というとらえ方をロマン・ロランはしたのかもしれない。
<移動と前進>
もし、道なきところを進んでいるとしたら、
自分が道を作っていくことになる。
道を切り開くことは、苦労も多い。
しかし、大変な分、特別な体験をすることができる。
他の誰もが味わうことができない体験になる。
もし、誰かを引き連れているとしたら、
リーダとしての責任感も持つことになったりする。
他人の後ろから行くものは、
簡単に移動ができる。
きっと移動という面では効率的だが、
先頭の人とは違う体験だと表現したかったのだ。
<前進の体験を>
もちろん誰かの後ろをついていくことがあってもいい。
完全なるオリジナルなど存在しないかもしれない。
ただ、ついていくばかりでは、
いけなくなる時がやってくる。
あなたが先頭に立ち、引っ張っていく必要がある。
その役を誰かに引き継ぐまでは。
何もかも一人でやる必要はないが、
自分に向いていること、好きなことなら、
是非先頭を行く体験をしてきたい。
それが世代をつないでいくことになっていく。
生まれてきた役割を果たすことになるのかもしれない。