気づきの伝道師 藤井一規です。
愛には、どんなイメージを持っていますか?
愛の花があるとすれば、種があります。
種が芽を出し、育ち、花を咲かせ、
次の種を作り出していく。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「愛とは一種の花です。種子が風に吹かれ、落ちたところで開花するのです」
by オノレ・ド・バルザック(フランスの小説家)
愛を花にたとえたバルザック。
愛は自由に動き回るというわけではないようだ。
種はやってきた場所で、花を咲かせていく。
もうしばらく掘り下げていく。
<花ならば>
植物も生き残っていくこと、
世代を重ねて繁殖していくことを目指している。
自分では移動することができないから、
種を作り出し、何らかの方法で、
遠くまで運ばれる可能性を求めていたりする。
種をつくるために、
受粉のために蜜を餌に、虫たちを呼び寄せたりする。
できた種を遠くに運んでもらうために、
美味しい実で種をくるんで、動物に食べさせて、
離れた新天地で、養分となる糞とともに、大地に戻ってきたり、
動物の身体にひっついて、遠くまで運ばれようとしたり、
風に飛ばされやすくしたりしている。
<いかなる場所でも>
種は、いかなる場所に運ばれようとも、
その場所で愛を成就、花を咲かせようとする。
私たちは、多くの場合、自分の状況を
自分で選択することができるが、
愛は、種が到達した場所で成就させる必要がある。
逆に言うと、どんな場所であっても
愛は芽生えようとし、育とうとする。
状況が良くないからと言って、
不平・不満を言っても、ふてくされても
状況が変わるわけではない。
置かれた場所で花を咲かせることを考える必要があるのだ。
<愛の花を咲かせよう>
どんな状況であっても、
愛の花を咲かせていきたい。
愛の花を咲かせることができれば、
次代のための種をたくさん作り出すことができる。
1粒から何百もの種を作り出すこともできる。
100個の種をつくれるなら、
3代すれば、百万倍にする可能性がある。
ときにはたくさん種をつくれなくても、
次の代は、より望ましい場所に行けるかもしれない。
まずは、置かれた場所で花を咲かせることが
大事なのだ。