気づきの伝道師 藤井一規です。
あなたは贅沢な時間を過ごすことができているでしょうか?
ところで、贅沢とは、いったいどういう状態を指すのでしょうか?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「贅沢とは、居心地がよくなることです。そうでなければ、贅沢ではありません」
by ココ・シャネル(仏のファッションデザイナー)
贅沢とは、居心地がよくなることだとシャネルは言う。
いくらお金持ちになって、お金をいっぱい使える状況になり、
高級品を手に入れることができたとしても、
心穏やかでなかったり、心配や不安にとりつかれているとしたら、
贅沢な状態であるとは言えない。
もうしばらく掘り下げていく。
<贅沢とは>
贅沢とはいったいなんだろう?
普通に考えると、
お金持ちになって、
高価なものを手に入れることができたり、
よりおしゃれなものを手に入れることができたりすること、
と考えるかもしれない。
しかし、いくらお金をたっぷり持っていても、
豪華な家に住み、高級品や美しいものに囲まれていたとしても
心安らぐことがなかったり、
心温まることがなかったとしたら、
それは贅沢とは言えない。
たとえお金はなくとも、
信頼できる家族や仲間がいて
満足のいく日々を送ることができているとしたら、
それは贅沢と言えるかもしれない。
<裕福さ>
なので、私たちは贅沢というと
高額なものを自由に手に入れることができること
のように考えがちだけれど、
どうやら違っているようだ。
もちろん、欲しいものを手に入れるためには
お金があると楽ではあるかもしれない。
しかし、インスタントにお金を払って手に入れるよりも、
贅沢なことってあるかもしれない。
例えば、新型コロナウィルスの蔓延の影響で、
お菓子や料理を作ることが拡がった。
家族で過ごす時間が増え、一緒に何かを作る楽しみを見つけた人達がたくさんいる。
高いお金を払えばマスクを手に入れられるが、
自分で作ることに喜びを見つけた人もいる。
ドライにお金で済ませてしまうより、
あれこれ自ら工夫して実現させたり、
誰かと一緒に生み出すために努力したりする時間が
とても裕福で素敵な時間になったりする。
<贅沢に生きる>
できれば、贅沢な時間を持てる生き方をしていきたい。
お金を使って手に入れていくこともありだけれど、
お金ではない方法で手に入れることもできる。
何気ないところに美しさを見つけたり、
楽しんだり、作り出していくのもあり。
居心地が良くて、
心安らいだり、心温まったり、心豊かになれる時間を
生み出していきたいものだ。