気づきの伝道師 藤井一規です。
どんなことにも感謝している人がいたりします。
かと思えば、不幸を嘆き、人生を恨めしく思っている人もいたりします。
その違いはどこから生まれてきているのでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/21572/
コンタクト先
https://www.facebook.com/kazunori.fujii.167
この記事の目次
「感謝する理由がみつからなければ落ち度はあなた自身にある」
by ミンカス族の格言
もし、あなたが今、自分は被害者であり、
不幸に見舞われていると考えているとしたら、
このネイティブアメリカンの知恵に気づく価値がありそうだ。
この言葉はいったい何を意味するのか、
もうしばらく掘り下げていく。
<ある社長の不幸>
経営があまりうまくいかず、
苦しんでいた社長がいた。
そんなとき、信頼して経理を任せていた社員によって、
お金をだまし取られるという事件が起きる。
ただでさえ経営が苦しかったところに、この事件、
精神的にも大きく追い詰められてしまった。
当時は、社員の裏切りによって起きたことなんだからどうしようもない。
自分はなんて不幸なんだ!
と考えていた。
<人生を動かすのは>
しかしそのうち、自分の人生が
誰かによって振り回されてしまうなんて
何かがおかしいのではないか?
と考えるようになり、
講演会にいき、本を読み、禅や瞑想をし・・・
今までの自分になかった、多くのことを学ぶようになった。
すると、
社内の雰囲気がどんどん良くなり、
会社の経営は持ち直していったどいう。
そして、
会社の経営が上手くいっていなかったのも
単に自分に至らないことがあったからかもしれないと考えるようになった。
会社のお金を持ち逃げされたのも
自分の人間性であったり、経営者としてのやり方に原因があったと
考えるようになった。
<感謝すべきこと>
さらに、会社の経営が傾き、
お金を持ち逃げされたという出来事のおかげで、
それまで慢心していた自分に気づかせ、
多くを学び、大きく成長する機会をくれた、
ものすごくありがたいことだったのではないか?
と考えるようになったという。
人生において、
嘆きたくなること、不平不満を言いたくなることも
実は、大切な何かに気づかせようとする、
感謝すべき出来事だったりする。
もし、今あなたが直面している出来事に
感謝すべきことが見当たらないのだとしたら、
あなたの中の、何かを変えたほうがいいのかもしれない。