大阪在住、ハートスタイリストの中島雅美です。
ニックネームはりんごろ。
どうぞ『りんごろ』と呼んでください。
わたしは3児の母です。
長男(大学生)、次男坊(中学3年)、娘っこ(小学6年)を
必死で育ててきたと思いきや
彼らに育ててもらっていることを最近知った!!!アラフォー主婦でもあります。
(あぁ、こんなに可愛かった時は遠い昔・・・)
今では子どもたちはわたしのメンター。
日常の中で、たくさんの気づきを与えてくれてます。
今回は3人の中で、
目に入れても痛くない(はい、親バカです^^;)娘っこからの気づきを。
娘は初めての女の子。
赤ちゃんの頃は、それはそれは泣き声も小さく、
わたしが見えなければすぐに泣き、
誰に抱っこされてもダメで、
いつも側にいてあげたい♡と思わせてくれた
わたしのハートを鷲掴みにしてしまう子でした。
それはそれは 母(わたし)の期待大でして
『わたしが望む、しなやかな子育てがやっとできる!』と勝手に思っていました。
その勘違いに気づかせてくれはじめたのは・・・
歩き始めた1歳くらいからでした(-_-;)
次男坊を幼稚園に送れば
いつの間にかベビーカーから逃走。
砂場で幼稚園児に混ざって泥んこになっていたり、、、
その頃、午前中は ほぼ公園で遊び、
お昼に家に帰るような過ごし方をしていたのですが、
家に着くと怒りだし『ご飯食べてからまた行こうね!』と言っても聞かず
おんおんと泣き続けること1時間以上。
(赤ちゃんの時の小さな泣き声が嘘だったように変化!)
何をしても泣きやまず、
また公園に行ってもダメで
こうなるともう手がつけられない状態になりました。
そして、そんな日々が毎日続く。。。
そうです!
娘っこは泣き続ける女王となったのです。
ですが
さほど気にならなかったのは、娘っこが3番目の子だったから。
初めての子だったら育児ノイローゼになっていたかもしれませんね。。。
3番目は『孫』ともよく言うように
何をしていても可愛い♡と何故か思える余裕があったので
・泣いてる顔もきゃわいい〜(本人には言わないけれど)
・今日は何時間泣き続けるかな?最高記録出るかな?
なんて思ってました。
ちなみに最高記録は2時間20分です!!!
やるでしょーーー♡
娘っこは、兄達に囲まれて過ごしてきたこともあって
自然に体力のある子に育っていました。
お昼寝?
そんなことしません(笑)
起きている時間は、めーいっぱい生きてる時間。
そう思えば、見てるだけで面白かったです。
特に次男坊とは『同い年』くらいに思っていたようで
次男坊ができることは全部できると意気込んで、やってのけてました。
フォークやスプーンはほとんど使わず、箸を使い、
幼稚園の用意もすべて自分でやり、
自転車もひとりで乗れるようになっていました。
親のわたしが気にかけていたことは、ひとつ。
起きている時間は、めーいっぱい生きてる時間。
たとえ泣き叫んでいたとしても、
それさえも娘っこにしてみれば、運動なのです。
そして、涙がとまらない時は
泣きたいように泣かせてあげることを意識しました。
これがですねぇ、大人のセカイでは なかなか受けいれてもらえないことでした。
確かに場所によれば当たり前です。
だから泣いてもいい場所を探す工夫も身につきました。
「どうして泣きやませないの?」
「周りに迷惑なこと、わかってる?」
「うるさい!」
「親の躾がなってない!」
「女の子なのに!」
よく言われました。
そしてその言葉を言いたくなる気持ちも理解できました。
わたしも反対の立場だったら、そう思ったでしょう。
ここにわたしの学びがありました。
そのまま泣かせてあげられない時は、
わたしがダメな母親だと自分を責めている時。
自分を責めて、自信をなくして、人に合わせて自分を見失っている時。
思ったのです。
子どもはそんなわたしの代わりに、
わたしの気持ちを感じて、泣いてくれていたのかな、と。
泣きたいように泣いていい=自分のままでいい
と 教えてくれてたんじゃないかと。
だって、
笑顔になるのは 相手の笑顔が伝わっているから。
そんなことありませんか?
それ以降、
そのままの姿をわたしが受けとめられないことが起きる度に
自分のハートに聞いていました。
受けとめられないのは、自分がそのことをやれないからじゃない?
そして、さらに聞きます。
やってみて、味わってみて、
子ども達と、
そして、周りの人たちとも
分かち合えたらいいなと今では思っています。
やっていないことは、わからないこと。
まずは寄り添うことを教えてもらいました。