しつもんとアートを組み合わせた「心のしつもんアート」
こんにちは。
かみかけ由美です。
心理カウンセラー・メンタルコーチ、そして
「心のしつもんアーティスト」でもあります。
子ども頃から絵を描くのが好きでした。
我流ですが、自分なりに楽しみながら描いていました。
「将来は絵を描く仕事をしてみたい」と思ったこともありました。
でも大人になって
教員として就職して
結婚をして
共働きで子育てをして
日々の忙しさに流され
「絵を描く仕事をしたかった」という
夢を忘れていました。
子どもが小さかった頃、
クリスマスのプレゼント用にと
書店で絵本を選んでいた時に、
ふと手にした一冊の絵本にくぎ付けになりました。
~The Polar Express
急行「北極号」~
(C・V・オールズバーグ:作 村上春樹:訳)
それは、「パステル」という画材で描かれていました。
その絵は、
私が今までイメージしてきた淡い感じの
パステル画の画風とは全く違いました。
何層にも重ねられた深い色調
写実的で
とても大胆な構図。
まるで
幻想的な映画のワンシーンを観ているようでした。
その絵に私は一瞬にして引き込まれてしまいました。
その時からです。
私の中に再び「絵を描きたい」という思いが
よみがえってきたのは。
でも、やはり、
ここで私の「心の制限」がこうささやくのです。
「今の仕事(教員)はどうするの?定年まで働いて、
それから趣味で絵を描けばいいじゃないの!」って。
そのささやきに、私は20数十年従ってきました。
まあ、
自分がそれを選択したと言えばそれまでですが・・・・
月日は流れ、
2年前の秋のある日、
久しぶりに会う友人たちとランチをしていたとき、
友人からこんな「しつもん」をされました。
「ところで、ゆみさん、あなたはこれから何をしたいの?」
これから?
これから?
「絵を描きたい!」
ほぼ、無意識に近い状態で私は、そう答えていました。
自分でもびっくりです。
それから家に帰り
数十年ぶりに押入れの奥にしまってあった
「パステル画材」を引っ張り出しました。
箱のふたを開けた瞬間、
子どもの頃の思いが一気に湧き上がってきました。
そして、
何枚かの絵を描きました。
上手に描けたかどうかは問題ではありませんでした。
「夢中になれたか?」
そこを感じてみました。
ひたすら
夢中になっている自分がいました。
「絵を描こう!」
再び、そう思いました。
20数年ぶりに私は絵を描き始めました。
これから
私なりの表現方法で
それらをカタチにしていこうと思います。
名付けて
「心のしつもんアート」
上手く描けても、
上手く描けなくても
全て「まる」!
そんな気持ちで表現していきます。
どうぞよろしくお願いします。
♣今日のしつもんアート「夢の箱」
「子どもの頃の夢はどこにしまっていますか?」