決してしてはいけない、たった1つの質問。それは・・・
マツダミヒロです。
ぼくが昔、よく相手にしていた質問があります。
特に
「自分の強みを見つけたい!」という方に対して。
それは
「あなたの得意なことは何ですか?」
という質問。
よくある質問です。
強みを見つけたいから、得意なことを聞くこと。
実は、
これが
してはいけない質問なのです。
もちろん全員へしてはいけないという意味ではありません。
この質問をして答えがなかなか出ない方、
もしくは
答えを考えることでネガティブになっている方へは
へはしてはいけないのです。
なぜ、してはいけないのか?
それは、
この質問をすると
答える方は
「えー得意なことなんかない」
「私よりすごい人、いっぱいいるし」
「私は何にもできないな・・・」
という思考パターンになってしまいます。
確かに、
「私はこれが得意です」といえる人は
多くはないかもしれません。
では、
自分の強みは、
どうやって見つければいいのでしょうか?
かわりにどんな質問をすればいいのでしょうか?
それは
「あなたが普通にしていることは何ですか?」
という質問です。
得意なこと、ではなく
ふつうのことでいいんです。
例えば
「YouTubeを毎日みてます」という方がいるとしましょう。
これだけだと
ただ、YouTubeばかり見ている人。
ですよね。
でも、ここにその人の強みが隠れているのです。
YouTubeをひたすた見ているということは
・どんな映像がYouTube的には面白いのか?
・どんなアングルで撮ればいいのか?
・番組の構成はどうすればいいのか?
が、肌感覚でわかっているのです。
「映像の事を学校で勉強しました」
という人よりも
「YouTube2万本見ています」
という方が、スゴかったりするのです。
すると、
YouTubeを作るのがとてもうまくなり、
それが強みでもあり、
仕事にもなるのです。
実際に彼は
今までは仕事にしていなかった映像関連の仕事も
するようになりました。
普通にしていることは、スゴイことなんです。
例えば
「普通にしていることは何ですか?」の答えが
「いつもiPhoneばかりいじっている」だとしましょう。
ゲームはもちろんのこと
新しいアプリが出たら試してみる。
そして、使えるものであれば
人に教えてあげる。
この方は、
パソコンを開くのも面倒なため、
いかにiPhoneで仕事をすべて終わらせることができるか?
ということを研究し、自分の働き方まで変えてしまいました。
今では、
iPhoneがあれば、
どこでも仕事ができるようになっているようです。
自分が
普通にしていることの中に、強みが眠っています。
これは誰でもそう。
あなたが普通にしていることに
フォーカスしてみましょう。
魔法の質問
「普通にしていることは何ですか?」
これを教えてもらった、妻に感謝。