和のナチュラル薬膳 研究家のサニーです。
食はもちろん、心や身体の使い方で
薬に頼らないセルフケアを提案しています。
さて、今日は心のお話です。
心にポカンと穴があいてしまうような経験
誰にでもあると思います。
そんなときにするといい
3つのステップです。
と、同時に、
あなたがもし
毎日が忙しくて忙しくて
目の前のことに追われる生活をしているとしたら、
余裕のない生活をしているとしたら、
ぜひ、一度立ち止まって
聴いて頂きたい話です。
これは、日々めまぐるしく動いてしまっている
わたしにとっても大事な、
でもちょっと耳の痛い話かな。
自分へのメッセージですが
きっと同じ状況の方もいらっしゃるだろうと想い
この大切な想いを忘れないためにも
書くことにしました。
実は、
わたしのところに突然、
悲しいニュースが舞い込んできました。
あまりのショックな出来事に
涙が止まりませんでした。
それは・・・
大切な人の死…
先月は大好きな祖母が天国へ行き、
やっと落ち着いてきたと思った矢先…
今日は…
もう15年くらいのつきあいの、
わたしにとって
一回り以上離れた”お兄ちゃん的存在”である
インドネシアの大切な友人が
亡くなってしまいました。。。
その知らせを何度も読んで
何かの間違いじゃないか、
ジョークじゃないかと
調べたけれど…
残念ながら事実でした。
たくさんの過去の思い出が
走馬灯のように思い出され
気づいたら大粒の涙を流していました。
わたしが20代の頃に仕事を通じて出逢い、
「お兄ちゃん、って呼んでね!」
って言われてから
ずっと慕って
仲良くさせていただいた人。
建築家でありながら音楽家でもあり
ラジオのDJしたり、本当に多才な人なのに
いつもいつも謙虚で
いつもいつも親しみやすく
当時20代のわたしみたいな若造にも
惜しみなく何でも教えてくれた。
そんなお兄ちゃんが日本に住んでいた時
大好きな音楽活動を応援しに
大阪にも何度か行きましたね。
結局、わたしのほうが元気をもらって帰って来たっけ。
国は違うし
血もつながってないし
言葉も宗教も文化も違っていたけれど
わたしにとっては
大切なお兄ちゃんみたいな存在なのです。
たくさん語り合い
ジョークをいっぱい言って
たくさん笑って
楽しい思い出しかない。
そんなお兄ちゃんと
最後に会えたのは、
昨年末のミャンマーにて。
国際同窓会で
数年ぶりに再会し
いつも通りよくジョークを言い、
会議中もずっと隣の席だった。
つい、数日前には、
わたしの誕生日があったため、
お祝いメッセージを送ってくれていた。
だから信じられなかった…
あまりにも急だった。
大好きなお兄ちゃん。。。
もっともっと語りあいたかったよ。
もっともっとジョークを聴きたかったよ。
もっともっと楽しい時間を過ごしたかったよ。
大好きなお兄ちゃんと
もう話せなくなっちゃうなんて
信じられない。
そうね。
人は永遠じゃないのですよね。
頭ではわかっているつもりだった。
でも、悲しいことは悲しい。
だから、泣きたいだけ、泣きました。
ということで、最初のステップは
1)悲しみなど感情を感じ切る
最初は悲しみにひたってもいい。
悲しみを感じ切ったらいい。
涙も出し切ったらいい。
わたしも泣き切ったあとは
次のトンネルが観えてきて
光が観えた感じがしたんです。
そして、
後から気づくのですよね。
大切な人を亡くして気づく
存在の大きさ…
もっと伝えておくことがあったんじゃないか
もっとできることがあったんじゃないか…
なんて、自分を責めてしまったり
色々と考えてしまいます。
考え過ぎると
グルグルしちゃうので、
感じることを大事にしたいのが
最初のステップ。
たとえ、考えが出て来てもいいので
まずは感じきりましょう。
2、本当に大切なことを感じてみる
そして、次に大切なことは
自分を責める代わりに
下記の質問をしてみることでしょう。
「あなたにとって
本当に大切にしたいことは、何ですか?」
そして・・・
最後のステップは
3)大切な人へ感謝を伝える
今、まわりにいてくれている
(そして遠く離れていても心が通うような)大切な人へ
実際に感謝の気持ちを伝えることです。
今日が最後だと思ったら?
そんな気持ちで
伝えてみましょう。
「大切な人に
どんな感謝を伝えたいですか?」
わたしは日々追われるような
仕事の毎日をしていたから
気づけなくなっていたことがありました。
家族のことは大事にしていたつもりでいたけれど
自分をいたわることも
家族との時間も
もっともっと大事にしたいって
心の底から感じました。
そして、これから
本当に大切にしていきたいことも
観えてきました。
祖母やお兄ちゃんの死を無駄にしないこと。
わたしがわたしらしく輝くこと、
愛の循環をもって生きることを
大切にしていきたいと思います。
あなたにとって
本当に大切にしたいことは、何ですか?