気づきの伝道師 藤井一規です。
失敗を恐れる気持ちってあるもの。
新しいことにチャレンジすれば、失敗はつきもの。
だから、チャレンジする気持ちを失ってしまうことがある。
今日は、うまくいかない体験にどう向き合うか考えてみたい。
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この記事の目次
「われわれにとっての最高の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに 必ず起き上がることである」
byオリバー・ゴールドスミス(英の詩人)
何が人の最もすばらしいところなのか?
何もかも成功する、うまくいくということはすばらしいけれど、
失敗を恐れるあまりにチャレンジするこころを忘れてしまったりすることは避けたいもの
赤ちゃんのときは、どんなに失敗しようとも
何度もチャレンジしてきた。
最初から転ばずに歩ける赤ちゃんなどいはしない。
どれほど転んでも、一所懸命チャレンジした。
<恥ずかしさ>
成長してくると、恥ずかしさを意識するようになる。
失敗すると、笑われたりする経験をする。
自分ではなくとも、誰かが失敗する場面に遭遇し、
あんなふうにはなりたくないと、思ったりする。
自分を見る目を意識するチカラを身に付けると同時に、
失敗した自分を見られたくない気持ちを育てていたりする。
<失敗とは恥ずかしい?>
うまくいかないことに気づいたとき、
恥ずかしさを覚えるということは、
外から自分に対しての視線を意識しているということ。
取り組んでいたことから意識が離れている。
他の人から自分を見たらどう見えるだろうか?
この状況は、恥をかいているのでは?と想像を膨らませている。
取り組んでいることに意識が向かっていれば、
気づくはずのないこと。
取り組んでいることを一旦あきらめて、
「もうだめだ」と思ってしまっていたりする。
だから、外から自分に注がれているかもしれない視線に
意識が向かう。
失敗すると、自分に落胆してしまうこともある。
そしてどこかで、失敗が、あってはならない恥ずかしいもの
という意識が働いている。
<失敗は当たり前>
しかし、良く考えてみれば、失敗は当たり前のこと。
「失敗なしに成功はない」ことは真理。
うまくいかないことから、どうすればうまくいくのかを考え、試すから
成功することできる。
今の世界は、あきらめなかった人たちの成果でできている。
そのことに気づいてみれば、
うまくいかないことに遭遇したときに、
どんな態度を取った方が望ましいかわかる。
<輝かしいチカラとは>
失敗をしないようにすることも大切なことかもしれないが、
チャレンジする限り、失敗は当たり前。
思い出してみたい。
一流と言われる人たちは、
どんな状況でもあきらめずに、
チャレンジし続けた人たち。
失敗こそが学びを、成長を生み出すものと気づき、
活かしてきた人たち。
倒れないことよりも、倒れても、起き上がり続けるチカラをもつことが、
もっとも輝かしいチカラなのだ。
【失敗しないことよりも、転んでも起き上がることこそが誇るべきもの】