気づきの伝道師 藤井一規です。
何かを達成するのに、
高い集中力を持っていることは有利。
集中力を高めるためには、言い訳が邪魔をするという。
今日は、集中力と言い訳の関係から、どのように行動していくかについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「集中力というのは、裏返すと言い訳をしないということ。
自分はそれまで言い訳が多すぎた」
by中嶋常幸(プロゴルファー)
あれ?言い訳と集中力には関係があるの?
そう思った人もいらっしゃるかもしれない。
第一線で活躍していたプロの言葉、
どう読み解きますか?
<言い訳をするとき>
まず、言い訳について考えてみる。
言い訳をするときって、どんなとき?
自分は悪くない、責任の所在は他にあることを示そうとしたり、
嫌われたり、怒られたり、失望されるのを防ごうとしたり、
自信のなさを隠そうとしたり・・・
逃避のためだったり、
体面を保つために、注目されるのをそらそうとしたり、
いずれにしても、
外からの視点を意識して、それに対して、
なんらかの自己防衛、自己弁護をしようとするもの。
外から見られたときに、
大丈夫に見えるように、とりくつろう作業になっている。
言い訳をしているときは、
自分の正当性ばかりを主張することになる。
<言い訳をしないで、何とかしようとする人>
もちろん、自分の正当性を主張することは、
悪いことばかり、というわけではない。
しかし、何か課題があるときに、
そこにいる人すべてが、うまくいかないのは
自分のせいではないと、
お互いに正当性を主張するだけでは、
問題は解決しない。
対して、言い訳をしない人の場合は、
自分の間違いであれば、それを素直に認めることができる。
自分で責任をもって、何とかしようとする。
だから、自分に自信があるように見えたりする。
ときどき、「全て私が悪いんです」というものの、
解決に向けた努力をせずに、時間切れを狙うケースがあるが、
これはここでいう、言い訳をしないにはあたらない。
<なんとかする責任を持つ>
責任をもっていると、
起きたことを真剣に受け留め、
自分には何ができたのか、どうすればうまくいくのか
そのために、自分には何ができるのか考えることができる。
言い訳をしている間は、
その場をしのぎさえすれば、
という意識がそこにはある。
責任を持てば、
自分の間違いであればそれを認めることができるし、
失敗から学び、それを活かそうとする気持ちが生まれる。
自然に、今起きていること、
これから実践しようとすることに対して真剣に向き合おうとする。
それは、集中力が求められることであり
集中力を高める取り組みになっている。
こと、自分の人生のことであれば、
自分で責任を持つ必要がある。
自分の人生に対して、仕方がなかったんだ、
と言い訳するよりは、
こんなことをしてきたんだと、
伝えられるようにしたいもの。