気づきの伝道師 藤井一規です。
イチロー選手が、米大リーグ野球での
安打記録3000本を達成^^
27歳で大リーグにわたり、42歳の今
16年での達成は最速とのこと。
敬意を表して、イチロー選手の一言から。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/8911/
この記事の目次
「僕を天才と言う人がいますが、僕自身はそうは思いません。毎日血が滲むような練習を繰り返してきたから、いまの僕があると思っています。僕は天才ではありません」
byイチロー(米大リーグ野球選手)
天才というと、
何も準備なしにできてしまう人
ように考えられたりするが、
一流と呼ばれるレベルともなれば、
そう簡単にはいかないだろう。
一流たるにはどうしていくべきなのだろうか?
<天才とは?>
生まれ持った才能が飛びぬけている人、
先天的に能力を持っているひとを天才
と呼んだりする。
しかし、天才と呼ばれた人たちは、
自分は天才などではない。
と言うケースが多い、
素晴らしい能力を発揮している人のことを
私たちが知るのは、
実力を身につける過程を通り過ぎて、
結果を出し、メディアなどが注目し始めてから。
しかも、結果の素晴らしさばかりが強調され、
天才という偶像をつくりあげようとするかのような
報道のもとでだ。
天才でいるためには、それまでの苦労や、
結果を出し続けるための努力の部分は
表に出ない方が都合もいいし、
本人も進んで見せようとはしないもの。
もちろん、本当に天才!というケースがあるかもしれないけれど、
天才と呼ばれるほとんどは、苦労と努力の上に
達成されているもの。
<天才にはわからないこと>
優れた才能を持っている人にとって、
当たり前にできることは、
どうやってやっているか?という意識を持つことは難しい。
そう、自分では、どのように達成しているかを
わかりえなかったりする。
その点、苦労と努力をして能力を身に付けていった人は、
どのようにして実現しているか、を知るという点では
より優れた能力を持っていると言える。
天才は、いかにして天性性を発揮しているかを
自分では認識できないのだ。
だから、もし何らかの理由で
スランプに陥ったりすると、
立ち直ることがとても難しくなる。
却って天才ではないほうが
復活しやすかったりする。
<大切なことは>
考えてみれば、天才であるかどうかよりは、
いかにして第一線で活躍するか、のほうが大切なこと。
プロフェッショナルとして、いかにして成果を残していくかを考え、
そのための努力を続けることこそが重要。