気づきの伝道師 藤井一規です。
強さには、
握力、脚力、といった筋肉的な強さ、
我慢強さ、忍耐強さといった精神的強さなど、
いろいろあるが、
本当の強さとは、なにが生み出しているのだろう?
今日は、強さについて考える
<ブログ>
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この記事の目次
「強さは『肉体的な力』からくるのではない。それは『不屈の意志』から生まれる」
byマハトマ・ガンジー(印の弁護士、宗教家、政治指導者)
今開催中のリオデジャネイロオリンピック。
強さや速さの勝負が展開され、多くの感動を呼んでいる。
発揮される強さは、どこからやってくるのだろう?
<肉体的な強さ>
オリンピック選手の、鍛え抜かれた身体をみると、
筋肉的な強さの素晴らしさを感じることができる。
人間の可能性に気づかされる。
身体の強さは、健康度合を示すものでもある。
骨がしっかりしていなければ、
私たちは支えることができないし、
筋肉が腱がしっかりしていなければ、
活動したり、力を出すことができない。
勝負やケンカに勝ったりするのは、肉体の強さあってこそ。
しかし、身体を鍛えるためには、
辛いトレーニングを積む必要があったりする。
<精神的な強さ>
肉体の強さもトレーニングに耐えるという、
心の強さが必要になる。
一流の、さらに金メダルと目指すアスリートともなれば、
一筋縄ではいかない努力が求められる。
また、どんなに鍛え上げられた肉体を持っていても、
緊張しすぎたり、過剰なストレスを抱えた状態では、
せっかくのその能力を発揮することはできない。
精神的な強さがあり、その状態が良好であることは、
肉体的な強さを発揮するためにも必要になる。
また、勝負事ならば、戦略や戦術も大きなチカラを持つ。
<不屈の意志>
精神的な強さのうち、最も必要なものは何だろう?
どれほど力の差があっても、
あきらめない者を打ち負かすことはできない。
という言葉がある。
倒しても、倒しても、また立ち上がってくる相手がいたとしたら、
いつかは、倒し切れなくなってしまう。
金メダルを目指して肉体を鍛え上げるのだって、
金メダルを目指そうとする意志があればこそ、
厳しいトレーニングに取り組もうとする意欲が湧いてくる。
勝つための戦略や戦術も、
勝ちたい、強くなりたいという思いがあれば
考えるし、実践できるようにトレーニングできる。
ガンジーが成功した革命も、
不屈の意志があったからこそ。
最も強い源泉は、不屈の意志にあるのだ。