気づきの伝道師 藤井一規です。
誰かがあなたを妨害しようとしていると
感じることがあるかもしれないが、
それは永久にではありません。
本当に妨害しているのは、あなた自身だという。
それはいったいどういうことなのだろうか?
今日は、あなたを動かすもの、止めているものについて考える。
<ブログ>
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この記事の目次
「人は一時的にあなたを妨害することがあるかもしれないが、あなたを永久に妨害するのは、あなた自身なのである」
byジグ・ジグラー(米の自己啓発作家・講演家)
やろうと思っていることがあるのに、始められない。
これだ!って、自分の思いがあるのに、
つい、それとは違う行動をとってしまう。
そんな体験をしたことがある人は多いかもしれない。
一体どうしてそのようなことが起こるのだろう?
そして、どうしていけば良いのだろうか?
<信念>
人は生きていくうえで、自分にとって重要なことを
信念や価値観として大切にしている。
信念は、自分が正しいとしている考えのことで、
ときには非論理的なものだったりもする。
たとえば「努力は必ず報われる」と思っているひとにとって、
努力することは、それほど苦にはならなかったりする。
しかし、実際に、全て、必ず、報われるかというと、
そうでないものもあるだろう。
それでも、そのひとは、努力することに大切な意味を見出している。
サムシング・ブルーといって、
結婚式に青いものを取り入れると、幸せになれるとするものだ。
青があってもなくても、幸せになる瞬間はあるので
間違っているというわけではないが、
幸せになりたいと思っている人にとって、
気になったりするもの。
信じれば、どんなことも意味を持ってくる。
<信念は24時間>
信念は、24時間影響を与え続けている。
健康のために運動しなくちゃ!
と心に決めた人がいても、
実際に始めるか?というと、
始められない人はいっぱいいる。
運動することによるメリットもあれば、
運動することによるデメリットもある。
意識の上では、運動しよう!しなくちゃ!と思っていても
無意識のところで、「面倒だ」「疲れる」「自由が失われる」・・・
といった思い、信念が巡っていたりする。
もちろん、無意識も、あなたのためになると信じて
働いてくれている。
なので、雨が降っていれば、これを幸いと、
「まあ、明日から始めたっていいや。」
なんて思って、先延ばししたりする。
押し進めようとする信念と、
止めようとする信念とがあって、
気づかないうちに、信念同士の綱引きが行われていたりする。
無意識のうちにでも、止めようとする信念があると、
行動することを妨害しようとする。
24時間働いているだけに、これはなかなか厄介なもの。
<信念に余地を加える>
だからまずは、自分には、どんな止めようとする信念があるのかに、
気づいていく必要がある。
そして、自分の無意識に、受け入れられるように、
提案していくことができる。
信念は、正しいと信じているだけで、
事実とは違っていたり、矛盾をかかえていたりするもの。
例えば、「運動は面倒だ」という信念があるのなら、
面倒ではない運動を提案してみる。
「運動は疲れる」という信念があるのなら、
それほど疲れず、楽しめる運動を提案してみる。
どこかに、受け入れられる余地をつくり、
それならいいかと受け入れられると
始めていくことができる。
<自分を動かすのも、止めるのも自分>
自分を動かすのも、止めるもの自分。
たとえば、自分にはこんなことをする資格はないかもしれない。
と思っていたりすると、本当にできなくなってしまう。
資格がない、と決めたのは自分自身なのにも関わらず、
まるで神様が決めたかのごとく思い込んでしまっていたりする。
信念には、変化の余地がある。
自分が本当に望む人生を歩むために、
受け入れられるように変化させることができることを
覚えておいてもいい。