気づきの伝道師 藤井一規です。
自然はいろいろなところで循環している。
全く同じではないかもしれないが、
繰り返しが起きることで、安定を保っている。
また、因果もめぐる。
などといわれるもの。
今日は、循環について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「井戸に唾する者は、いつかその水を飲まねばならない
byユダヤのことわざ
旅の恥はかきすて、なんていって、
文化財に落書きをしてしまう人がいる。
自分の家では絶対しないのに、
公共の場所だと、ごみを散らかしたままにしたりする。
何が問題なのか?
ひととき考えていきたい。
<すべては変化していく>
すべてのものは変化していくという。
全く同じ状態のものはない。
私たちの身体も、
昨日の身体と、今日の身体は同じではない。
寿命を迎えた細胞は老廃物として排出され、
新しい細胞がカバーしたり、
中には、ただなくなっていくだけのものもある。
全く変化しないように見える石も
雨に打たれて少しずつ削られていくし、
深い海の底にできた地層も、
地殻変動によって地上に出てきたりする。
すべてのものは変化している。
<循環による安定>
変化はしているが、
循環することで、少しでも安定的に
することができる。
雨が降り、水は山から海へと下っていく。
山の大地の栄養素を溶かし込みながら。
同時に、山の命の源となりながら。
川となって流れながらも蒸発し、雨の元になったりもする。
またそのまま、河となり海へとながれて、
海に栄養を届けていく。
海となった水は適度に蒸発して、
また雨となっていったりする。
こうした、循環は、さまざまなところで起きている。
地球が太陽の周りを回ることで、
季節が循環してく。
命あるものも、ないものも、
生まれ出てきて、また次の源となって去っていく、
循環があることで、変化しながらも
同様な状態を保つことができている。
<すべては巡る>
何からの形で、すべては巡っていると考えると、
今、自分がとっている行動もめぐり巡って
自分のところに返って来る。
もちろん、自分に直接ではないかもしれないけれど、
自分二関係のあるところや、大切な誰かに返って来ると考えたほうが自然。
その瞬間の、自分勝手な考えでとった行動の結果は、
いずれ私たちのところに返って来る。
そう考えると、今の自分の行動の選択は、
望ましいものなのかどうか、
という判断基準が変化するかもしれない。
自分の行動を見直してみる価値が、
あるかもしれない。