気づきの伝道師 藤井一規です。
心の持ち方が、結果に大きな影響を与えると言われる。
それは、どうしてなのだろうか?
今日は、心の持ち方とその影響について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「心の持ち方で結果が変わる。楽観か悲観か、積極か消極か。心のあり方如何で、物の見方が変わってくる」
by松下幸之助(実業家、発明家)
世の中、楽観的な傾向の人もいれば、
悲観的な傾向の人もいる。
積極的な傾向の人もいれば、
消極的な傾向の人もいる。
それぞれ、どんな違いを起こしているのか
ひととき考えていきたい。
<視点による違い>
ひとつのことについて考えるとき、
楽観的にうまくいくはず、と考えるひとと、
悲観的にうまくいかないんじゃないか?と考えるひとがいる。
うまくいくはずと考えて、どんどん進めて、
本当にできてしまうこともあれば、
もうすこし冷静になって、
問題点への対策を練っておけばよかったのに、
失敗してしまうこともある。
うまくいかないんじゃないかと、心配しすぎて
手を出しそびれてしまうこともあれば、
慎重になったおかげで、痛い目をあわなくて済むということもある。
心の持ち方は、どんな視点でものを考えるかに影響している。
どちらが良いとか、悪いとかではなく、
なじみの考え方のパターンがあるということ。
<経験から身に付けたもの>
こうしたパターンは、
生まれてきてからこれまで、
大きなメリットを体験したから
身に付けてきたもの。
より人生を快適に過ごそうとするための知恵。
だから大切にしている。
しかし、ときには
子どものときには役に立ったが、
もはや役に立たなくなっているものもある。
過去に作り上げた知恵は、
変えたほうがよくても、変えないままになることが多い。
それでも実際の生活は、
楽観的な考え方が役に立つときもあれば、
悲観的な考え方が役に立つという体験もする。
積極的にいって成功することもあれば
消極策が功を奏す体験もする。
どちらか一方だけというわけではなく、
どちらもが役に立つ経験をするようになっていく。
いろいろな考え方の可能性を体験している。
<コントロールしてみる>
だから、ひとつのパターンだけで考えるのではなく、
いろいろなパターンで捉えてみる。
たとえ、実現できそうにないことに出会ったら、
悲観的、消極的に考えるのはたやすいが、
楽観的に、きっとできるはず、
どうすればできるのだろう?
と問いかけたりして、
楽観的、積極的な視点で捉えてみると、
意外に成功する可能性が高いことに気づいたりする。
また、簡単で、楽勝だと思っていることに対して、
批判的な視点を持ち込んで、
盲点となっていた不足を見つけ出して、
より確実なものにしたり、より広く受け入れられるものに
していくことができたりする。
自分でコントロールすることで、
新しい可能性を見出せたりするもの。