気づきの伝道師 藤井一規です。
人がらどう思われるか、どう取られるかを気にして、
自分らしさを失ってしまうケースはたくさんある。
今日は、人の目を気にする、ということについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「大丈夫。
世の中の人はみんな、
自分のことで精一杯。
あなたのことなんて、
気にしているほど暇ではない」
by齋藤茂太(精神科医、作家)
他人の目を気にして、
自分の本当にしたいことをせずにいる人は多い。
世間体を気にするあまりに、
本来の自分を失ってしまうのは
もったいないこと。
<期待や世間体>
生まれてきて、誰かに育てられることが
宿命づけられている私たちは、
良くも悪くも、親からの目線を意識することになる。
親から褒められたい、
と願うのは自然なこと。
親の顔を窺うのは、誰しも経験のあるところだろう。
また、人はひとりで生きることはできないので、
周りからどう思われるかを無視して、
自分が疎外されたりしたら、大きな問題になる。
周りから認められたい、賞賛されたいという
気持ちをもっている。
<成長>
しかし、成長していけば、
いずれは、自分の方が子どもたちや
後輩たちを育てていく立場になっていく。
いつまでも親の顔色を窺っているというわけにはいかない。
また、
もちろん、疎外されるのは嫌なことだけれど、
自分らしさを抑え込んで、
窮屈な思いをすることも嫌なもの。
<死ぬときに後悔すること>
死ぬ前に、どんなことを後悔するかという調査がある。
人生で後悔することの上位にくるのは、
「他人がどう思うか気にしなければ良かった」
というものだ。
どれほど多くの人が、
他人の目や、他人からどう思われるかを気にして、
見栄を張ったり、
自分のしたいことを封印したり、
あきらめていたりしているかがわかる。
<一番気になるのは、自分のこと>
もちろん、自分が
ものすごく大切にしている人ならともかく、
人間にとって、一番気になるのは、
何と言っても自分自身のこと。
そしてそれは、誰もが同じ。
ということは、ふだんそれぞれが
自分自身のことで十分忙しい。
実は、他人のことなんて、いちいち気に掛けてはいない。
よほど印象に残らない限り、覚えてはいないし、
覚えていても、いちいち取り上げたりしないもの。
<自分の人生の主役は自分>
自分の人生、どうせなら、自分の望むように生きていきたい。
他人がさほど気にもしていないのにも拘らず、
自らの手足を縛って、やりたいことをせず、
余計なことに費やすよりも、
自分らしく、人生を満喫していきたいもの。
自分の人生の主役は、自分なのだから。