気づきの伝道師 藤井一規です。
自分の嫌な面、弱さをなんとかしたい、克服したいと思うもの。
それらを見せないように、頑張る人もいる。
今日は、どのように自分の弱さとつきあっていくかについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「弱さを認めたあなたの強さを、尊敬しています」
by有川 浩(作家)
誰もが、周りに認められたいと思うもの。
そして、ばかにされたり、落ちこぼれたりしたくない。
しかし、どこかに、自分の嫌なところ、弱いところ、見たくないところを
持っていたりするもの。
それらと、どう付き合っていけば良いのだろうか?
<弱さを隠そうとすると>
自分に弱さがあるが、認めたくないものは、
無意識のうちにそれを隠そうとしがち。
そして、それが人に知られたくないものであればあるほど、
隠そうとして、強引なことを言ったり、したりするもの。
誰かのそういう場面を見て、
なんだ、いやな人だな!
と思うばかりでなく、あ、ここに、
この人の弱さが隠れているのかもしれない。
と思って注目してみると、
実は、なんだかかわいらしい人だったりする。
弱さをないものにしようとすることで、
どこかに無理が生じてきているのだ。
<あなたの嫌いな人は>
嫌いな人をリストアップしてみると、そのなかに、
自分の避けようとしているマイナス面を
目の前で実践している人が含まれていることに気がつく。
その行動が、目の前で起きることで、
自分の醜い面を思い起こさせるために、
嫌いだったりする。
実は、自分と似ているところのある人だったりする。
<弱さを認める>
そこに弱さがあるにもかかわらず、
ないものとするのには、やはり無理がある。
弱さがあることを認め、受け入れたとき
初めてスタートラインに立てる。
なぜなら、ないはずのものを克服することはできないが、
あると認めたら、だから、そこからどうしていけばよいかに
意識を向けていくことができるから。
なかには、弱さに気づきながら、
ただそれに流されていくこともある。
どちらを選ぶかは、あなた次第。
<弱さを認めるからできることが増える>
自分に対する、セルフイメージを高く持つことは大切なこと。
プラス思考で、推進力を高めることも大切。
しかし、いけいけで行こうとしても、
それを止めようとするものの存在を無視していると、
却って自分を傷つけてしまうことがある。
全ては表裏一体。
強い面は、弱い面の裏返しでもあることを覚えておきたい。
自分の弱さを認め、いとおしむことも重要なこと。
弱さを認めることは、弱さを超えた強さがあるからできることなのだ。
認めれば、その弱さにどう対処していけば良いかを
考え、用意していくことができる。
落とし穴に気づき、埋めることができたほうが、
あなたにできることは増えていく。