気づきの伝道師 藤井一規です。
息という字は、自らの心と書く。
文字は、単なる偶然で作られているのではなく、
深い意味を持っている。
今日は、息について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「自らの心と書いて、息という」
心の状態と、息とには密接な関係がある。
それぞれの状態にあった呼吸をしている。
それを生かす方法はあるだろうか?
<感情と息>
落ち着いているときは、ゆっくり、深い息をするもの。
緊張したり、ストレスを感じていれば早く、浅い呼吸になる。
ときには呼吸が止まっていたりする。
細かく見ていけば、それぞれの感情によって呼吸は変化する。
恋したあのとき。
呼吸はどうなっていただろう?
驚いたときはどうだろう?
気づくことがあるはず。
<呼吸で気持ちをコントロールする>
反対に、呼吸によって感情をコントロールすることもできる。
あせっているときは、深呼吸をすることで、
気持ちを落ち着かせることができる。
そう、自分の望む感情のときの呼吸をすることで、
その気持ちが湧き上がってくることに気づくことができる。
どうやら、息は心と身体を繋ぐもの。
<呼吸はコントロール可能>
筋肉を動かそうとする以外は、
身体の働きをコントロールすることは困難だ。
消化器の働きも、髪や爪が伸びるのも、
自分ではコントロールできない。
しかし、呼吸は自分で変えようと思えば、変えられる。
いままで自動反応していた気持ちの動きを
望むように変えることが可能なのだ。
<ストレス耐性にも>
私の身近にもストレスを感じやすく、
休職を経験している人がいる。
休職から復帰するときには、
状態は改善していたが、
復職してから、状態が再び悪化しつつあった。
そこで、マインドフルネス瞑想を
するようにしていった。
瞑想は、呼吸に意識を向けていく。
初めのころは、瞑想中もリラックスできていない様子だったが、
次第に慣れていき、リラックスできるようになっていき、
薬の量も減っている。
<息は自らの心>
改めて伝えたい。
息は自らの心。
望む呼吸をすることで、
自分をコントロールすることが可能になる。
瞑想すれば万能だとかを伝えるつもりはない。
ただ、望む呼吸をすることが、望む状態を作り出すことができる。
瞑想の状態が有効なら使えばよいし、
適度なストレスが必要ならば、そのようにしていけばいい。
呼吸のチカラを活かさない手はない。
【息は、自らの心である。活かすべし】
★どんな息のコントロールをしていますか?★