気づきの伝道師 藤井一規です。
人は誰かの助力を得て生きている。
そのことを忘れてはならない。
今日は、今一度、誰かから助けていただいていることに意識を向けていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「人の力を用いて人の功を忘るるは不可なり」
by劉向(中国 前漢の学者)編『戦国策』より
私たちが今できていることは、
誰かのおかげがあってこそ。
しかし、そのことを忘れてしまっているような人に出会うこともあるし、
自分自身、忘れてしまうこともある。
<恩知らず>
人の助けを借り、利用するだけ利用しておきながら、
後は知らん顔。。。
そんな人がいたら、あなたはどう思い、どう感じるだろうか?
やはり、そんな恩知らず、忘恩の徒のような振る舞いを
している人をみると、自分はそうありたくないな、
と思う。
そんなことをされたら、
あいつは二度と助けない!なんて気持ちになったりする。
受けた恩は有り難く感じていきたい。
<おかげさま>
直接的な手助けはもちろんのことながら、
私たちは、常にだれかのおかげを受けている。
生まれてきたのも、
成長できたのも、
自分一人のチカラだけだった。
ということはありえない。
日常でも、たとえ誰にも会わない日があったしても、
常に誰かのおかげ、何かのおかげを受けとっている。
着ている服も、食べ物も、
誰かのおかげ、何かのおかげがあってこそ。
おかげを感じ、感謝することは
有り難い幸い、恵まれているという幸せを感じることでもある。
<自分の功>
人は、自分の価値を認められたい、
という気持ちがある。
自分が貢献した、自分が成し遂げた。
といったことを実感できることは、
代表的な自分の価値を感じられるパターン。
だから、つい自分がやったのだ!
と主張や自慢をしたくなることもある。
しかし、そこには多くのおかげ、
誰かの助けがあって初めて、成立していることを
覚えておきたい。
<紡いでいく>
自らの活躍で、素晴らしい発展を遂げることは
素晴らしいこと。
しかし、そのときに、自分だけが素晴らしく、
他を排除しようとしてしまうことがある。
誰かから受けた功をないがしろにするときも、
そういった意識があったりする。
自分だけが!という状態よりは、
次につなぐこと、紡いでいくこと、継いでいくことを
意識していきたい。
今は、だれかのおかげであること。
それをつないで、より望ましい未来に進んでいくことを
大切にしていきたい。