気づきの伝道師 藤井一規です。
祈りとはなんだろう?
祈ることで、どんなことが得られるのだろう?
今日は、祈りについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「祈りは神を変えず、祈る者を変える」
byセーレン・キルケゴール(デンマークの哲学者、宗教思想家)
どんなことを何に祈ったことがありますか?
初詣や、どなたかの命日、あるいは宗教的な儀式・・・
祈ることでどんなことが得られるのだろう?
ひととき、祈りについて考えていく。
<祈るとき>
祈るときには、どんなことをしているだろうか?
まず、何らかのポーズをとっている。
手を合わせたり、握り合せたり、十字を切ったり・・・
あるいは、目を閉じたり、などなど。
そうすることで、祈りにのせる思いに、集中できるようにしている。
祈りは、自分の思いに集中できる時間をつくりだしている。
<思いの明確化>
また、祈るときには、祈りは言葉にしているだろう。
それは、自分の思いを明確にすることにつながっている。
言葉にすることは、単になんとなく思っているのとは違い、
より明確にするプロセス。
そこで使う言葉が、より具体的であればあるほど、
思いも具体的になっていく。
もちろん、幸せでありますように!というのも
素敵な祈りとなるけれども、
もっと具体的にしていくことができる。
祈りは、自分が何を望んでいるかを明確にする機会になる。
<神頼み?>
祈る中には、
与えられることを望むような、
「幸運がやってきますように」
「娘が元気になりますように」
タイプもある。
与えられるために、自分の在り方や行動に
望ましい影響があるならば、それもいい。
ただ、祈るときだけ祈っておいて、
怠惰なままなにもしないのでは、あまり意味がないかもしれない。
だから、ただ神頼みするような祈りを良しとはしない人もいる。
<自分に宣言する>
また、自分が何かに一生懸命に取り組んでいて、
「どうぞ見守りください」
というタイプもある。
こちらは、自分自身の取り組む気持ちを確認し、
新たにするものになっている。
こんなふうに、祈りを自らへの宣言にして活用していくと、
自分を動かしやすくなっていく。
そう、祈りは、祈るものを変えることができる。
そして、一人が変われば、周りにも影響を与えることができる。
<祈りの波動>
さらに、祈りには強い波動が伴うことが知られている。
これは、実験によっても確かめられている。
たくさんの人が同じことを祈れば祈るほど、
そのチカラは強くなる。
人間の集中した思いには、強いエネルギーがあり、
それをうまく活用することで、
素敵な影響を起こすことができるかもしれない。
ひょっとしたら、神にも少しは影響をあたえることができるのかも。。。
それはさておき、祈りをうまく活用していきたいもの。