気づきの伝道師 藤井一規です。
ひとりの人間にとって、時間には限りがある。
人によっては、長生きし、短くしか生きられない人もいる。
今日は、どのように時間を過ごし、使っていけばよいか、について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「あなたに時間がどれだけあるかというのは問題ではない。むしろ、時間をどう使うかが問題なのだ」
by ケリー・グリーソン(米国の能力開発の権威)
長生きを求める人は多い。
たしかに、長く生きた分、人生を楽しむ可能性が多くある。
しかし、短命であったからといって、
必ずしもその人が不幸だった、とは言えないだろう。
ひととき、時間の過ごし方、使い方について考えていく。
<時間の使い道>
時間が与えられて、もしなんにでも自由に使えるとしたら、
どんなことに使いたい?
旅行? 趣味? 仕事?
それとも、ひたすら寝る?
どんな風にでも使えるのが時間。
人生は有限の時間、どんな使い方をするかは、
自分に任されていると言える。
<限られた時間なら>
限られた時間なら、より価値の高いものに使いたい!
と考えるかもしれない。
怠惰な毎日と、いろいろなこと満載の充実した毎日。
こう言うと、充実した毎日がいい!
と答える人が多いけれど、
のんびり、ゆっくりの人生と
目が回るほど忙しい人生
だったら、のんびり、ゆっくりがいい、という人が多くなる。
答えは、必ずしも一つではない。
自分が納得できる時間の過ごし方を
選ぶことが大切なのだ。
<時間の使い方を確認しよう>
一度、今自分がどのように時間を使っているか、
確認しておきたい。
人は、「今」という瞬間を生き続けているので、
過ぎ去ったことは、忘れ去っていきやすい。
しかし、これまでの時間の使い方は、これからも繰り返しやすいもの。
自分の癖を知って、知らず知らずに生み出してきた、
繰り返したくない時間に気づくことで、
より多くの時間を、望ましい使い方に変えていくことができる。
もちろん、一見何も生み出していない、無駄のような時間でも、
ストレス解消や、気分転換に役立っているときもあるだろう。
苦しい時間が、成長を生み出してくれたということもある。
しかし、自分の傾向を知っておくことは、
これからの時間の使い方について考えていくのに役に立つ。
<本当にしたいことを>
先の章では、どちらかと言えば日々の時間の使い方を考えるのに役に立つ。
そして、もうひとつ意識を向けたいことがある。
今までやってこなかったけれど、一度はやってみたい!
夢のような時間の使い方だ。
すでに最初の質問のときに、そのことを
考えた人もいるかもしれない。
改めてもう一度考えてみたい。
本当に、何にでも自由に時間が使えるとしたら、
どんなことをしたいですか?
いっぱい、いっぱい書き出してみる。
その中から選んだことを実現するために、人生の時間をどのようにつかっていくか。
そんな視点で考え直してみたい。
人生の時間は限られている。
そして、どんな時間の使い方が正しい、間違っているというわけではない。
どんな時間の過ごし方をするかは、あなたに任されている。