気づきの伝道師 藤井一規です。
今日の一日をどう過ごすか、考えていらっしゃいますか?
朝のひととき、ちょっと意識してみてはいかがでしょう?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/14922/
この記事の目次
「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず、正直、親切、愉快に生きよ」
by 中村天風(思想家、教育者、著述家)
朝に、今日どんなことを意識するか、考えてみる。
正直にしよう、人には親切にしよう、愉快に過ごそう。
すると、不思議にその方向に向かったりする。
もう少し掘り下げていく。
<意識と認識>
ただ、何気なく過ごしているとき、
目には見えているものの、気づかなかったりする。
ところが、赤いものを意識してみよう。
と思うと、赤いものに敏感に気づくことができるようになる。
たとえば、どれだけ歯科医院がある?
と聞かれると、自分が行く歯医者などを除けば、
なかなか思いつかなかったりするが、
意識してみると、街のあちこちに相当数の歯科医院があることに気が付く。
実際、コンビニの数より、歯科医院の数のほうが多いのだから、
もっと気づいてもよさそうなものだけれど、
見ているはずなのに思い出せなかったりする。
そう、自分に関係がないと無意識のうちに判断したものは
意識できにくくなるのだ。
<意識してみる>
であれば、自分の望ましい行動や状態を意識してみる。
挨拶しようって意識すると、なんだか挨拶しやすくなる。
笑顔でいようと意識すると、自然に笑顔になりやすくなる。
愉快に過ごそうとすれば、どんどん愉快になりやすくなる。
自分の好きなものは、何気なくみていても気づいたりするように、
求めようと意識をすれば手に入れやすくなっていく。
<やめたいことは>
ときに、なりたい状態は?って聞かれると、
たとえば、怒らない状態。
のように、否定形で答えてしまうことがある。
そのときに、怒らないことを意識しよう。
とした場合、結局「怒らない状態」というのがいろいろありすぎて
不明確なため効果が出にくいという。
脳は、否定語を理解できない。
「怒らない状態」ということは、いったん「怒っている状態」を思い浮かべたうえで、
それ以外ってことになる。
結局まずは「怒った状態」を先に意識してしまうことになる。
だから、否定形で意識するよりは、
望ましい姿を意識したほうがいい。
<まず今日一日>
どんな一日にしたいか、まず考えてみよう。
今日一日をどんな一日にしたいのか?
朝のひととき、決めてみる。
きっと素敵なことが起きる。
そして、それを続けていけば、素敵な自分を手に入れていくことができる。