気づきの伝道師 藤井一規です。
誰もが失敗や誤りを犯したくないと思うもの。
しかし、安全確実だけで望む人生を送ることができるのだろうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/15415/
この記事の目次
「決して誤ることのないのは、何事もなさない者ばかりである」
by ロマン・ロラン(仏の作家・詩人「ジャン・クリストフ」より)
安全確実を追求していくと、
自分ではなにもしないことに行きつく。
本当にそれでよいのだろうか?
もう少し掘り下げていく。
<失敗の原因>
失敗や誤りを犯してしまうのは、どんなときだろう?
経験のないことに取り組むときに、勝手がわからないときだったり、
守るべきところをうっかり忘れてしまったり。
大丈夫だろうと高をくくっていたら、
思う通りにはいかなかったり。
確認を十分にしないで人の言うままにしてしまったり。
ちょっと気をつければ防げることもあるが、
どんなに気を付けていても、防ぎようのないこともある。
<防ぎようのないこと>
世の中、自分ではどうしようもないこと、
防ぎようがないことが襲い掛かってくることがある。
どんなに準備をしていても、
想定外のことが起こる可能性は防ぐことができなかったりする。
全ての緊急事態に備えようとすれば、
莫大な時間と準備がかかってしまい、
多くの無駄が発生してしまうだろう。
こうして考えていくと、とことん失敗を避けようとするならば、
何もしないことに行きついていく。
<行動しなければわからない>
しかし、実際に体験してみなければ、
得られないことが多いのは確かだ。
経験を積み重ねることで、できることが増えていくことも。
失敗を体験するから、それを避ける方法がわかっていくことも。
いくら知識があっても、実践するのとではまったく
「わかる」レベルが違ってくる。
実際に体験した人の話と、考えただけの人の話とでは、
説得力が全く違う。
<何もしなくても>
それに、何もしないでいても、思わぬことは襲ってきたりする。
失敗を避けようとして、何もしないでいると、
自分に地力のつかないまま、襲ってきたものに
対処しなくてはならなくなる。
だから、、多くの体験をしておくことは、
結局は自分を救うことになっていく。
<失敗も財産>
失敗も大きな経験。貴重な経験。
歓迎すべき大切な自分の宝物。
そう捉えていけば、人生はきっと素晴らしいものになっていく。