気づきの伝道師 藤井一規です。
希望があれば、勇気が湧いてくる。
生きる元気が湧いてくる。
希望について、しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「希望は強い勇気であり、新たな意志である」
by マルティン・ルター(ドイツの宗教改革者)
希望をもつことは生きるエネルギーをもたらしてくれる。
希望を持つことは意志だ、としているこの言葉、
もうしばらく掘り下げていく。
<希望>
私たちは、
たとえ今、どんなにつらい状況にあっても、
明日も辛い状況だろうとわかっていても、
その先に明るい希望を抱くことができれば、
生きるエネルギーを保つことができる。
宗教改革を試み、どんな辛い状況に追い込まれても、
あきらめずに進み続けたルターには、
希望があった。
いつかは目指すものが手に入ると信じていた。
そして、その希望は叶っていく。
<希望と期待>
希望と期待は似た響きがある。
どちらも手に入れたい状況を想っている。
しかし、期待をかけると、期待が叶わなかったときに、
失望を味わうことになる。
希望をかけている状態は、どんなに回り道をしても、
いずれはそうなっていく、という、
期待はするけれど、期待を手放した状態であってもいい。
また、期待は自分の以外のところから
与えらえることが主体になりがち。
<希望を持ち続ける>
希望を持っていても、簡単には叶わないことも多い。
希望とは異なる事態になってしまうこともあるかもしれない。
それでも希望を持ちつづけると、
エネルギーが与えられる。
もう少し頑張ろうって気持ちが湧いてくる。
希望があることで、自分を強く保つことができたりする。
希望を持つことは、自分自身の発電機になるのだ。
そして、さらには自分の意志となっていくと、
ルターは言っているのだ。
<希望の灯を>
希望を持つことは、単に楽観的になるということとは違う。
楽観的になるときは、どこかに期待を伴っている。
たとえどんな状態になっても、
必ず最後には得たいものが手に入るようになる。
そういう強さを持ち合わせることができる。
そして、希望の灯を燃やす続けることができる限り、
今の大変さがあっても、なんとか耐えることができる。
ときには、自分が手にできなくても、
次の世代に希望の灯を引き継いでいくことができれば、
それで満足できたりする。
希望にはそんな大きなチカラがある。