伝えたいことをちゃんと伝えるための魔法の質問~愛あるコミュニケーション術
コミュニケーションとか、
人間関係って、難しいと思いますか?
こんにちは。
笑顔で世界征服をたくらむ
仮面心理学インストラクター/
魔法の質問認定講師
みちのえみこです。
今日は、
コミュニケーションについて書きます。
実は私、高校の時の英作文の宿題で
「コミュニケーションは、私の一生のテーマ」
っていう文章を書いたんですが、
たまたま、今学んでいる
姿勢科学の単位取得に向けての課題レポートでも
コミュニケーションについて書いたばかりで、
「やっぱりこれ、私のテーマなんだな」
とふとそのことを思い出しました。
テーマって何かというと、
私がそれで常に悩んでいる、というわけじゃなくて、
「コミュニケーション」、
つまり「伝える」「伝えられる」ということに、
一生かけて向き合うことになるだろう、
そこから学ぶことがたくさんあるだろう、
という意味で。
義務教育、高校、大学の教育を受けていた期間に、
「コミュニケーションとはこういうもの」
「人と関係を築くにはこういうルールがある」
といった内容を
学校の科目のような形で
学んだことはないです。
だから、
今の私のコミュニケーションのあり方は、
子どもの時から現在に至るまでの
体験や記憶に基づいて
経験則で行われているものです。
だから別に、
コミュニケーションのプロとか、
専門家とかではないんですが。
コミュニケーションの取り方とか
人間関係の築き方について、
人から
「こんな時、どうしたらいいの?」
という相談を受けることがあります。
でも、これまで、
実際に私自身が
そういう悩み方をすることは
なかったような気がします。
それは、なぜか?
と改めて考えてみた結果。
なぜなら、
そういうお悩みがある人と私とで、
人と接する上での前提条件として
気にしているポイントが、
そもそも違うからです。
言葉遣いとか、態度とか、
「こんな時はこう返す」
みたいなテクニックとか、
そういうことではないのです。
人と接する上での前提条件、
というと大げさに見えますが、
実はすごくシンプルなことです。
「自分と人とは違う人間である」
ということを、認識する。
それだけ。
これ、実はすごくすごく
ダイジなんです。
もちろん、私も、
伝えたいことを相手に
うまく伝えられなかったな、とか、
思ったより伝わってなかったな、とか、
そういうことはあります。
そういう時を顧ると、
大抵の場合、
相手と自分が似ている、とか、
自分の感覚で伝わるだろう、とか、
思い込んでいたことが
原因になっています。
自分と、相手は、違う人間なのです。
自分と人を同一視がちか、そうでないか、
の認識レベルによって、
人とのコミュニケーションや
人間関係の築き方がスムーズか、
少し苦労を伴うのかが違うようです。
言葉づかいも態度も
基本的に問題ない人でも、
話をする時に
「自分はこう思う。だからみんなそう思うだろう」
というような想定をしてしまうと、
会話がちぐはぐになったり、
一方的なやりとりに聞こえたりします。
「その人がどんな背景をもっている人で、
どんな時にどう感じるのか、
どう考えるのか。
どうなりたいのか。」
というようなことを
理解するために、
まず、相手の話を聞く。
「自分はこう思うけど、
もしかしたら相手は違うかもしれない」
という想定で話を聞いたり、
話したり、
ということを意識するだけで、
会話が違ってくる。
相手が、お客様でも、同僚でも、
家族でも、恋人でも、友達でも、
きっとそう。
相手に対するイメージとか、
「きっとこうだろう」
「きっとわかってくれるだろう」
という予測は、
自分が安心するためには
必要な材料なのかもしれません。
だけど、本当の相手の本音や思いを
知りたいのなら、
自分の伝えたいことを
ちゃんと伝えたいのなら、
そこは置いておいて、
ニュートラルに相手と向き合う。
相手の話に耳を傾けて、
どんな伝え方だと
ちゃんと伝えられるのか考える。
そのために、
「自分と相手は違う人間である」
ということを前提においておくことが
ダイジなのだと思います。
自分と違うから、知りたいし、
自分と違うから、一生懸命伝えようとする。
それって、愛だと思いませんか?
愛あるコミュニケーションのための魔法の質問
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