時間の管理
気づきの伝道師 藤井一規です。
時間はだれにでも平等に与えられています。
しかし、効率的に使える人と、そうでない人との差が
ものすごく大きくなるのも時間です。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/business/17365/
この記事の目次
「時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない」
by ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(オーストリア出身の経営学者・社会学者)
時間を制するものが、すべてを制する。
何とか生み出そうとしても、時間だけは増やすことができない。
何をするのにも時間はついて回る。
時間をマネジメントすることをもっと考えてもいいかもしれない。
時間についてもうしばらく掘り下げていく。
<増やせない時間>
私たちが持つリソースのうち、時間だけは増やすことができない。
他のものは、増やす工夫を施すことができるが、
時間だけはどうしようもない。
締め切りを先に延ばすほかには、方法がない。
そうなると、いかに効率的に速く通り進めるか、
いかに計画通りに進めることができるかが、
成果を左右すると言ってもいい。
ズルズルと先に延ばしてしまえば、
得られるものはどんどん減ってしまう。
<最も厳しいもの>
ということは、何かをマネジメントしようとすれば、
時間を軸に考えたほうがいい。
一つのことを成し遂げようとしても、いろいろな実現方法がある。
この時間で実現するためには?
という考え方をすれば、やり方が変わってくる。
いくらでも時間を注ぐことができる芸術作品ならともかく、
いや、芸術作品といえども、
コンペティションがあればその締め切りまでに、
展示会があれば展示会の期日までに作ることができなければ、
取り組む意味を失ってしまったりする。
最も冷酷で厳しい時間をマネジメントできるかどうかが
人生を左右していく要素になる。
<時間に伴って>
かけられる時間が決まれば、
どんな質のアウトプットになるかが決まってくる。
短時間であれば、緻密な結果を出すことは難しいかもしれない。
ただ、なにもかも緻密で詳細にしなくてはならない、というものでもない。
何でも詳細にし、美しく体裁を整えるために
時間をかけることはできるが、
ざっくりとした感触をつかむことで良い、という場合も多い。
シンプルに本質だけを伝えたほうが、
多くの人の理解を得られたりする。
<時間を意識しよう>
有意義な人生を考えるとき、
もっと時間について意識してもいいかもしれない。
期日までに、時間までに達成することは、
信頼を得ることにもなっていく。
本質でないところにチカラを注いでも
何もしなくても過ぎていってしまう時間。
もっと意識してもいいかもしれない。