6月の呼び名 芒種、梅雨入り【ひだまり的和の心その2】
ようこそ
あなたがより本来のあなたらしく日々を過ごせるお手伝いをするライフファシリテーターひだまりです
日本には昔から季節を表現する素敵な言葉がたくさんありますね
それを知ると毎日ちょっとした変化がでて楽しいかな、と思って
私なりの解釈でお伝えします。
今回は今の季節を表す言葉についてお伝えします。
今月6月5日、二十四節気では「芒種」 という日を迎えました。
6月21日に「夏至」を迎えますが、それまでの期間を指します。
この文字をみて「なるほど」と納得されたあなたは 暦をよくご存知ですね。
初めて聞いた!
というあなたへ^ – ^
「芒種」は『ぼうしゅ』と読みます。
芒(この漢字単体では「のぎ」と読みます)
とは稲や麦などの花の穂先にある針のような突起のことを指すそうです。
「芒種」とは古来より、芒のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種を蒔くのに最適な時、
という意味だそうです。。
実際はもうちょっと前に田植えは行いますよね〜。陸稲も5月ですかね。
いつもこの時期になるとどうして種まきがこの時期なのだろうと不思議に思います。
調べると
‘’旧暦の6月は今の5月にあたるため本来芒種は現在の5月です」
と説明されているものばかりですが、私は
『いやいや、だって二十四節気は立春から一年が始まるんだから
二十四節気でみたらずれないよねぇ』
と思ってしまいます。
…なので、ひだまり的には実態と暦とが違うのは時点修正か地域差と理解しています。
逆にご存知の方がいらしたら教えてください。
※二十四節気がどういうものかを別にお話ししようと思います。お楽しみに
そしてこの時期梅雨ですよね。
関東地方は今年6月10日に梅雨入りしました。
「梅雨」
なぜ梅の雨とかくのでしょうか?
元々は中国からの渡来語だそうです。
いくつか説はあるようですが、よく聞くのは
梅の実が熟す頃に降る雨
という意味だそうで、
長江流域では「梅雨(ばいう)」と呼んでいた
という説です。
もう一つは
黴(かび)が繁殖しやすい時期の雨
ということで「黴雨」と書かれていたものが
感じがよくないので同じ音の梅の字をあてるようになった
という説です。
中国語って同じ音だから、ということで縁起のいい文字をあてる
こともあるので、黴雨説もさもありなん、という気もします。
私は梅の実が熟す頃、というのがよいなぁと思っていますが
本当のところどうなんでしょう。
日本語には梅雨が定着する前は
五月雨(さみだれ)
という言葉が一般的だったそうです。
月を基準にした暦で暮らしていると今の6月は5月にあたります。
なので5月の呼び方
「さつき」
と天から水が垂れるということで
水垂れ「みだれ」
が一緒になって
さみだれ
なんだそうです。
綺麗な呼び方だと私は思いますが、
あなたはどのように感じられますか?
この雨の多い季節、あなたへのしつもんです。
どんなことをして雨を楽しみますか?