2016年8月4日(Thu)
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はちと神さま
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詩人、金子みすゞの「はちと神さま」
はちと神さま
はちはお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土べいのなかに、
土べいは町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。
そうして、そうして、神さまは、
小ちゃなはちのなかに。
金子みすゞ名詩集
金子みすゞ作
彩図社
この詩の作者の視点をたどると
少しずつ離れて広がっていく
そして最後にまた再び元の視点に戻る
同じものも視点が変わると
まるで違ったものに感じられる
けれど
小さいものも、大きなものも
その核となって宿っているものは
すべて同じということ
それを金子みすゞは
神と呼んでいる
ところで、あなたはどの視点でいつも生きていますか?
自分
家族
地域
日本
アジア
世界
地球
宇宙
人は
それぞれの視点で生きている
一人の人も
その時々によって
様々な視点で生きている
改めて
自分の視点はどこにあることが多いのか考えてみる
そして、そこから少しずつ意識を拡大してみる
すると、そこには意外な感覚を見つけることができる
今のところ私たちにとって一番大きい視点
宇宙
宇宙の視点で自分を考えてみると
日々の生活に中でのいろいろな感情から離れ
何か違った感覚が芽生える
金子みすゞの「はちと神さま」は
とても身近なもので
とても分かりやすく
私たちに視点を変える体験をさせてくれている
宇宙そのものがエネルギーの塊だとすると
私たち人間は
大きな宇宙という空間に存在する
エネルギーのひとつ
大きな宇宙のエネルギーの塊を神と呼ぶならば
私たち人間の中にも神がいる
宇宙に存在する全てのものの中に神がいる
自分の中にあるように
他者に中にもある
自分と他者も同じものが宿りつながっている
そう考えると
他者と比較することの無意味さが分かる
他者と比較することの無意味さが分かる
上下の関係などない
優劣もない
良いも悪いもない
全てはひとつ、同一のものなのだから
全てはひとつ、同一のものなのだから
そうして、お互いを尊重し、認め、大切に思えれば
争いは無くなる・・・・はず
幸せになるには
自分の視点をかえてみる
自分を宇宙の視点で俯瞰してみる
自分を宇宙の視点で俯瞰してみる
そして
自分と他者はひとつであることに気付く
自分と他者はひとつであることに気付く
質問です
宇宙の中のあなたはどんな存在ですか?
あなたの核にあるものは何だと思いますか?
あなた以外の人の核にあるものは何だと思いますか?
宇宙の中のあなたはどんな存在ですか?
あなたの核にあるものは何だと思いますか?
あなた以外の人の核にあるものは何だと思いますか?