気づきの伝道師 藤井一規です。
世の中はどちらかというと自分さえ良ければ、
という方向に向かいがちです。
しかし、心と心のつながりがない状態では、
本当の幸せがあるとは言えません。
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/18023/
この記事の目次
「私は若い社員に、相手の人の心を理解する人間になってくれと話す。それが哲学だ」
by 本田宗一郎(実業家、技術者)
たとえば会社の業績を上げるためには、
人の気持ちを気にして、厳しく当たれないようでは、
困ってしまうことになったりする。
しかし、人の心を理解しようとすることなしには
健康的なつながりが得られない。
もうしばらく掘り下げていく。
<人の気持ちがわかる人>
相手の気持ちがわかれば、共感したり、受け留めたりすることができる。
すると、心の距離が縮まって、関係を深めていくことができる。
心の深いつながりを作ることのできる人は、
孤独を感じることが少なくなるし、
困ったときに助けを得られやすくなる。
できれば、相手の心を理解できるようになりたいもの。
ときに、相手の気持ちがたくさんわかる人と、そうでない人がいることに気が付く。
その差はどこからやってくるのだろう?
どうやら、その違いは、
相手に興味を持ち、知ろうとするかどうかで大きく変わってくる。
自分の心を積極的に表現してくれれば、気づきやすくなるけれど、
いつもではないし、表面的なものと、本当の気持ちにギャップがあることだってある。
知ろうとしなければ、わからないままになってしまいがちなのだ。
<ヒントはある>
人は自分のことをわかってもらいたい、という気持ちを持っている。
自分の気持ちに共感してくれる人に好感をもつもの。
どんな気持ちでいるのか、どんな状態でいるのかは、
何らかのサインが出されている。
使う言葉であったり、表情であったり、態度であったり、
ちょっとしたところ、何気ないところに現れている。
こうしたサインを捉えて、声掛けをしていくと
さらなる反応が得られていく。
この能力はどんどん高めていくことができる。
<相手を大切に>
たとえば事前に合意しているルールを守らない人には厳しく当たる必要があったりするが、
頭ごなしに厳しくいけばよいというものではなかったりする。
守れない理由が妥当な場合もありうるのだ。
相手も同じ人であることを忘れてはならない。
守れそうにない場合に、どうSOSを出すかを示しておくことも
重要なアプローチのひとつかもしれない。
心を理解してくれる人には心を開いてくれるもの。
基本姿勢として心を理解しようとすることは、人生においてとても重要なことなのだ。